退役軍人が25歳の強盗を返り討ち! 猛スピードで追いかけて…

TOCANA / 2016年3月16日 7時0分

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 ドミニカ共和国の首都、サントドミンゴで2月29日、退役軍人が強盗を射殺するという事件が発生した。白昼に強盗2人が押し入ったものの、家にいた男性の抵抗にたじろいだのか、2人は逃亡。男性は家の中から自身のM4カービンと呼ばれるアサルトライフルを持ち出し、強盗の後を追跡する…。その一部始終を捉えた映像が「LiveLeak」にアップされた。

 この1分ほどの動画は、強盗の内のひとりと思われる男性が頭から血を流して倒れている場面で終わっている。地元新聞が報じたところによると、この事件により強盗1名が死亡。強盗を射殺したのは、退役軍人のホセ・ラミレス・ゲレーロ氏。彼はかつて陸軍に所属していた将校で、レンジャーとして知られていた。しかしここで問題となったのが、実は2009年にも彼は、同様の状況で25歳の強盗を射殺していることだった。

「現段階では何が起こったかを慎重に捜査している段階であるが、ラミレス氏は“とても深刻で繊細な事実”によって罪に問われている」と、サントドミンゴ検察が地元新聞の取材に対して語った。

 急迫不正の侵害に対し、自分または他人の生命・権利を防衛する権利は正当防衛として法律で認められている。しかし、それがどの程度まで認められるのか、その範囲を逸脱した過剰防衛と正当防衛の境界線は非常に曖昧で、法律家の間でも意見がわかれる。

 強盗にあったラミレス氏が自身を防衛するための行為が認められていることは疑いのない事実であるが、逃走する強盗を追いかけてまで射殺することが防衛の範囲内であるかは意見のわかれるところであろう。今回は強盗を射殺したのが退役軍人であること、彼が以前にも同様の事件を起こしていることから、市民の間に動揺が走っている。今後この問題が、ドミニカ国内でセンセーショナルな話題を引き起こすことは必至だ。
(文=北原大悟)


※イメージ画像:「Thinkstock」より

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