誰にも説明できない、しかし確かに存在する「アレ効果」の謎! 相対性理論の間違いが証明される可能性も!?

TOCANA / 2016年12月30日 13時0分

 太陽も月も、地球に重力上の影響を及ぼしていることは、海洋の潮汐活動ではっきりと確認できる。太陽と月が重なれば、双方の重力の影響で地球の重力が少しばかり減少するかもしれない。しかしその場合、振子の周期は遅くなるはずであり、早くなることはありえない。

 こうしたアレ効果を説明するため、いくつもの仮説が提唱されてきた。確認された変化があまりにも小さいために計測ミスの可能性も指摘されたが、これまで何度も確認されていることから、その可能性はないだろう。日蝕により上層の空気が冷やされて重くなり、それだけ重力が増すとの説も現れたが、そのような変化は振子に影響を及ぼすほど大きなものではない。中には、日蝕を観測しようと大勢の人が集まったため重力が増したという説もあるが、人里離れた場所でもアレ効果は観測されており、これもあり得ない。つまるところ、現時点では説明不能なのだ。


■物理学の通説と真っ向から対立する「アレ効果」

 では、アレ自身はどう述べているか。彼は1997年になって、宇宙は「非等方的」な特性を有しており、その特性がエーテルを通じて伝えられると述べた。アレが口にした宇宙の「非等方的」性質と「エーテル」。この2つの用語は、じつは現代物理学の通説に真っ向から対立するものであり、物理学者としてのアレの異端性を明確に示している。

徹底解説1: 「エーテル」とは何か

 まずは「エーテル」から説明しよう。本来「エーテル」とは、古代ギリシャ哲学における地・水・火・風の四元素に加え、アリストテレスが天上界を構成する第五元素として想定したものだ。それが19世紀までの物理学においては、真空を埋め、光などの伝播を媒介する物質とされるようになった。つまり、音が空気によって媒介されるのと同様、光も宇宙空間を伝わるためには何らかの媒介物質が必要と考えられ、その物質こそが「エーテル」と呼ばれたのだ。他方、この「エーテル」という名称はブラヴァツキーの神智学にも取り込まれ、霊的な物質を示す用語としても用いられた。

 その後、1887年にマイケルソンとモーリーが行った実験によりエーテルは実在しないとされ、さらにアインシュタインの特殊相対性理論によって光の伝播にエーテルは必要ないことが裏付けられたため、現代の主流科学はエーテルの存在を無視している。


徹底解説2: 宇宙の「非等方的」性質とは

 次に宇宙の「非等方的」性質である。「非等方的」とは、文字通り「等方的」の反対概念である。「等方的」とは宇宙における各種の作用、例えば重力や光の伝達などは、その方向にかかわらずあらゆる方向に均等に伝わるという考え方だ。惑星や恒星など何らかの重力源が存在する場合、その重力はあらゆる方向へと均等に働く。つまり、地球上のどこにいても重力は同じということになる。また、ブラックホールのどの方向にいようと、距離が一定ならば同じ重力を受けるということでもある。

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