三国志・曹操の子孫がDNA鑑定で特定される → 顔がゲーム「三国志」のキャラと“完全一致”で超衝撃!

TOCANA / 2017年3月31日 13時0分

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 歴史好きなら、某ゲーム会社からシリーズ化されている日本の戦国時代や中国の三国志の武将として、天下統一を目指す歴史シミュレーションゲームにハマったことがある人も多いだろう。先日、学生時代に夢中になった古い三国志のゲームを引っ張り出し、曹操を選択してプレイしてみたのだが、思わず笑いが止まらなかった。曹操のキャラクターの顔が、偶然にも曹操の子孫と瓜二つなのだ。

【画像はコチラ→http://tocana.jp/2017/03/post_12711.html】

■古い墓誌の通りに発掘したら…… 歴史的発見!

 近年の考古学界における世界的発見の1つに、2009年に中国・河南省安陽市で発掘された魏武王の陵墓がある。魏武王とは、まさしく三国時代の英雄・曹操(155~220年)のことだ。1998年に同地で、五胡十六国時代の後趙の官僚・魯潜の墓誌が発見されたが、そこに「故魏武帝陵西北角西行卌三歩北迴至墓明堂二百五十歩(古の魏武王陵の西北角から西に43歩、さらに北に250歩行くと、この墓堂に至る)」と記されていたことが発見のきっかけとなった。

陵墓からは、60歳前後の男性の骨とともに、200点以上の金銀や鉄剣などの副葬品が見つかり、その中に「魏武王」という銘文が刻まれたものも含まれていたことから、曹操の墓であることが判明した。


■曹操の子孫、ついに現る!

 この遺骨自体のDNA鑑定は行われていないが、陵墓の発見をきっかけに、中国・復旦大学の研究チームが、曹操の子孫の可能性がある曹姓の258氏族をDNA検査。過去に発掘された曹操一族の歯のDNAと一致した6氏族を曹操の子孫と認定している。そして2013年には、そのうち12人が一堂に会する“曹さんサミット”も開催された。

 曹操の死から1800年近くを経て対面を果たした子孫たちだったが、いずれも鋭い眼光と整った鼻立ち、太い眉毛という共通点を持っていた。その中でも、遼寧省在住の曹祖義さんの顔立ちは、歴史シミュレーションゲーム「三国志X」(コーエー)の曹操のキャラ顔とそっくりなのだ。このゲームは2004年に発売されたので、もちろん曹祖義さんに似せたものではない。

 ちなみに中国では、ことわざの「噂をすれば影が差す」(人のうわさ話をしていると、ちょうどそこへ本人が現れる)のことを「説曹操、曹操到」(曹操の話をすると曹操が現れる)というらしい。少し怖くなったので、ゲームでは、曹操が叶えられなかった中華統一をしっかりと果たし、私なりの供養とさせてもらった。
(文=中野龍/フリーランスライター)


※画像は、曹操 「Wikipedia」より引用

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