地球外文明が見つからないのは「宇宙ゴリラ効果」のせいだった!? 科学的な人ほど真実が“見えない”、宇宙探査の盲点発覚!(最新研究)

tocana / 2018年4月24日 7時0分

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 宇宙には見えないゴリラがいる!? ――そんなことがあるわけないと思われるだろうが、なんとも奇妙な新たな学術用語である「宇宙ゴリラ効果」が注目を浴びている。我々が地球外文明を発見できないのは、この宇宙ゴリラ効果にあるというのだ。

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■我々には宇宙の“ゴリラ”が見えていない!?

 いつまでたっても我々が地球外文明を発見することができないのは、それは“ゴリラ”が見えていないからだとスペインの研究者が指摘している。いったいどういうことなのか。

 注意を払っていないものは視界に入っていても実際には見えていないことを実証するという、かつて行われた有名な実験が「見えないゴリラ」である。

 それぞれ白と黒のウェアを着た2チームがバスケットボールをチーム内でパスし合っている映像が流され、実験参加者は白いウェアのチーム内で回されたパスの回数をカウントする課題に挑んだ。パス回しの最中にコミカルな着ぐるみのゴリラが登場し、カメラに向かって十分なアピールをして通り過ぎていくのだが、実験参加者の半数はパスの回数を数えるのに専心するあまり、途中で乱入してきたこの着ぐるみゴリラを認識していなかったのだ。もちろん視界には入っていたのだろうが、後から思い出せないほど無視していたことになる。

 我々の認知行動がいかに不確かで気まぐれなものであるのかがわかる実験だが、スペイン・カディス大学の研究チームが先日、学術ジャーナル「Acta Astronautica」で発表した研究では、この「見えないゴリラ」が宇宙にもいることを指摘している。

「(見えないゴリラ実験を)地球外文明探査に当てはめてみた場合、現在の我々のアプローチはゴリラが見えないパターンである疑惑が浮上します。我々の伝統的な宇宙観には我々の脳の理解力という制約があります。我々の理解を超えたサインには気づくこともできなければ見ることもできません。我々はおそらく誤った方向を向いているのです」(研究論文より)

 残念ながら現状の我々の宇宙への理解にはさまざまな制約とフィルターが存在し、宇宙の“ゴリラ”が見えていないことを研究チームは主張し、これを「宇宙ゴリラ効果(cosmic gorilla effect)」と名づけた。今後は宇宙の理解における抜本的なパラダイムチェンジも十分に見込まれてくることになる。我々には宇宙のゴリラが見えていなかったのだ。

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