「こんな集落があったとは…」世界遺産・長崎の歴史に衝撃的新事実! 隠れキリシタンの末裔も驚愕した“聖マリア像”とは?

TOCANA / 2018年8月29日 7時30分

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 2015年7月、軍艦島(長崎県長崎市端島)が「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつとして、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録されると、長崎市には大勢の観光客がやって来るようになった。今や、ユネスコの世界文化遺産登録は、観光客誘致の鍵となっているが、今年6月末には「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎県、熊本県の12資産)が世界文化遺産に登録された。

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「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」というのは、長崎地方の潜伏キリシタンが、その禁教期に密かに信仰を続ける中で育んだ、宗教に関する文化的な伝統を物語るものだ。これは、12の構成資産によって成り立っており、そこには、大浦天主堂(長崎市)や外海の出津集落(同)、大野集落(同)などが含まれている。

 ユネスコは、毎年、各国から提出される世界遺産登録推薦書を諮問機関のひとつであるイコモス(国際記念物遺跡会議)に送っている。イコモスは、それを受けて実際に現地に赴き、厳格な調査を行うなどして、ユネスコに答申をしている。イコモスは、文化遺産保護に関わる国際的な非政府組織(NGO)であることから、世界の歴史的な記念物(あるいは、歴史的建造物)及び、遺跡の保存に携わっている。今回の登録に向けては、イコモスがアドバイザーとしての役割も果たしている。

 この「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の中でも観光客や離島マニアなどに人気のあるのが、「野崎島の集落跡」(北松浦郡小値賀町)だ。登録された内容を見ると同島全体がその対象となっているが、この名称で登録された。

 五島列島の北部に浮かぶ野崎島は、佐世保市から航路で90キロメートルの西海上に位置し、野首集落跡には、旧・野首教会があり、キリスト教徒の墓跡なども残されている。

 観光資源としての魅力は十分で、風光明媚なところとなっている。島内には、廃校になった小中学校を改装して整備した宿泊施設もあることから、数日間滞在することも可能だ。現在、島内で暮らしている人はいないが、この施設を管理している団体の職員1名が同島に住民登録をしている。

 このような野崎島だが、数年前に衝撃的な事実が明らかになっている。キリスト教徒が住んでいなかった野崎集落で聖マリア像が“発見”されたのだ。

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