抗がん成分「イソチオシアネート」が本気でスゴい! 抗菌・動脈硬化予防も… どの野菜に含まれるか徹底解説!

tocana / 2018年12月5日 7時0分

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 キャベツや大根などアブラナ科の植物に含まれる健康成分「イソチオシアネート」は、抗がん作用・抗菌作用、動脈硬化予防など健康に役立つ様々な機能性を秘めているとして広く注目を集めている。今回の記事では、このイソチオシアネートについて解説しよう。

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■そもそもイソチオシアネートって?

 イソチオシアネート類は、その化学構造の一部に -N=C=S という構造を持っている物質の総称だ。フェニチルイソチオシアネートやスルフォラファンなど、イソチオシアネート類は天然に100種類以上あるといわれるほど非常に豊富で、その効果も様々だ。キャベツや大根、ワサビやカラシなどに含まれる機能性成分として、医学分野からも注目を浴びている。

■どんな機能があるの?

 最も注目されているのは抗がん作用だ。スルフォラファンには発がんや腫瘍化を防ぎ、発がん物質を分解する効果もあるとされており、がん予防成分とも目されている。

 また、抗菌作用も見逃せない。カラシやワサビには高い抗菌作用があるが、これはイソチオシアネートによるものとされる。

 さらに、この他にも抗酸化作用、肝機能の向上などに効果が見込まれている。

■イソチオシアネートが多く含まれている食品

 前述の通り、イソチオシアネートはアブラナ科の野菜に多く含まれている。キャベツ、白菜、チンゲン菜、カブ、ルッコラ、カラシなどだ。イソチオシアネートは熱に強い成分とされ、煮る・炒めるなどといった調理法でも問題はない。

 イソチオシアネートの中で特に研究が進んでいるスルフォラファンは、ブロッコリーに多く含まれていることが知られている。特にブロッコリースプラウトの含量が多いことがわかっている。

 大根もイソチオシアネートを多く摂取できる食品だ。大根おろしの辛味成分でもあるアリルイソチオシアネートは、大根をすりおろすことで起きる化学反応によって生じる。その量は根の先端に近いほど多いとされている。大根おろしはイソチオシアネートを取るのにピッタリな食べ方と言えるだろう。

 また摂取のしやすさでいえばワサビやカラシも見逃せない。薬味として様々な料理に応用すれば、日常的に口にしやすいだろう。

 なお最近ではイソチオシアネートを合成するための遺伝子なども発見されており、いずれはより多くこの成分を含むように改良された野菜も出てくるかもしれない。

 食は健康の基本。イソチオシアネートを美味しく食べて、この冬を乗り越えよう。

(編集部)

イメージ画像:「Getty Images」より

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