【衝撃】学校の試験のストレスから「1日50回痙攣&失神」する娘の動画がヤバイ!! 全国統一テストの負荷が強すぎて…

tocana / 2018年12月12日 7時0分

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 イギリスのエセックス州に住むペイジ・ソープさん(16歳)からは危なっかしくて目が離せない。とは言っても、何も無鉄砲なオテンバ娘だからではなく、彼女が深刻な病人であるがゆえだ。

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■1日に50回も全身が痙攣する「乖離性発作」とは

 彼女を苦しめる「非てんかん性(解離性)発作」(NEAD)は、別名「一過性意識消失」とも呼ばれている。読んで字のごとく、一時的に記憶が飛んでしまい、震えを伴う発作を繰り返す。ペイジさんの場合は2、3秒から1時間に及ぶ断続的な痙攣で、錯乱状態に陥ってしまう。ただ、身体が突然シャットダウンしても意識はハッキリとしており、耳も聞こえるため、周りで何が起こっているかは認識できるという。

 欲求不満や心配事、抑うつが原因とされているが、専門医はペイジさんの容態については「幼少期の家庭不和による不安感」が起因していると考えている。なぜなら、ペイジさんはこれまでにも家庭内での何かしらのプレッシャーが引き金となり、パニック障害を引き起こしてきたからだ。

 そして、今夏に行われたGCSE(英国の義務教育終了時に受ける全国統一テスト)で、ピークに達したらしい。試験の負荷があまりに強すぎたのか、9月に入ると頻繁に卒倒するようになり、やがて日に50回も痙攣と失神に襲われるまでになってしまった。いろんな医者に診てもらっても診断名がつかず、ようやくエセックス州ハーロウにあるプリンセス・アレクサンドラ病院で、NEADであることが突き止められた。

 以来、外出もままならず、学校にも通えなくなってしまった。また、いつ気絶するともしれないため、車椅子での生活を余儀なくされたが、遊びたい盛りのティーンエージャーには酷な現実だろう。

「自分で自分のことが、まったくできなくなったの。ゴミ同然よ」(ペイジさん)

■母と二人の妹たちが積極的にサポート

 NEAD患者は、イギリス国内に約1万~1万5000人いるという。ただ、「てんかん」と誤診されるケースもあるため、実際の数はさらに多い可能性がある。残念ながら、今のところ有効な治療法は確立しておらず、患者本人が自らのストレスや不安を乗り越えるしか望みはないらしい。

 ペイジさんの救いは、発病後しばらくして痙攣のパターンが読めてきたことだ。毎朝、目覚めと同時に発作に襲われ、意識を取り戻すと洗面所に飛び込み、すばやく着替えて、次の発作に備える、その繰り返し。そして、時間の経過とともに疲れがたまり、夕方には発作の頻度が増してくる。

 母親のチャーリーさん(41歳)は、ペイジさんが不安がれば病状は悪化し、それが痙攣や失神を引き起こすことを憂慮している――まさに悪循環だ。

 だが、母は強し。娘の世話をするため、児童福祉の仕事を辞めた彼女だったが、今ではフェイスブックを通じて、同じ病に苦しむ仲間とお互いの経験や知識を交換し合い、積極的にNEADに関わるようになった。

 現在、母と二人の妹たちにサポートされながら、懸命に生きようとしているペイジさん。彼女の夢は、整骨医になること。難病かもしれないが、家族の愛に守られながら、少しでも体調が回復することを祈念したい。
(文=佐藤Kay)

イメージ画像:「Getty Images」より

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