CERNがLHCの8倍強力な超巨大加速器「FCC」建設へ! ダークマター発見できても… 時空が裂けて人類滅亡&宇宙崩壊か!

tocana / 2019年1月18日 7時30分

 トカナでもお伝えしたように、中国がLHCの後継機の建造を2021年に開始、2030年代には完成すると見られているからだ。今後、熾烈な競争が世界中で繰り広げられていくことだろう。

 とはいえ、加速器のパワーアップがもたらすのは明るい未来ばかりではないことは念頭に置いておきたい。知的情報サイト「Big Think」(2018年10月11日付)によると、世界的な天文物理学者マーティン・リーズ博士はLHCが引き起こす人類滅亡レベルの危険を3つ指摘しているのだ。


1、ブラックホール

 リーズ博士がまず警告しているのは、LHCの実験により「全てを飲み込むブラックホール」が発生する恐れである。これについては故スティーブン・ホーキング博士も警鐘を鳴らしていた。統計的にヒッグス粒子があまりに不安定な為、仮に実験の中で安定状態に近づけることに成功すると、真の真空状態が生じ、より低エネルギーの真空が光速度で膨張することで宇宙全体が破壊されてしまうのだという。

2、超高密度圧縮

 さらに、リーズ博士によればブラックホールの生成を回避できたとしても、地球が直径100mほどの「超高密度球体」に圧縮されてしまう危険性あるという。

 素粒子の1つであるクォークは、超高速で衝突し、崩壊することで、ストレンジレットと呼ばれる物質に自己生成すると言われているが、これが実際に起こった場合、全ての物質が高圧縮され、地球そのものがサッカー場程度の大きさになるというのだ。幸いなことにストレンジレットはまだ検出されていないが、いつ実験に成功するかも分からない。

3、相転移

 そして、3つ目は相転移(phase transition)に伴う宇宙の崩壊である。リーズ博士によると、宇宙空間の真空は実際のところ「脆く、不安定」である可能性があるという。

 すると、大型加速器が粒子を高速で衝突させ、想像を絶する大エネルギーを発生させることで、相転移が引き起こされ、時空が切り裂かれるかもしれないというのだ。リーズ博士は、「これは地球だけでなく、宇宙規模の惨事だ」と語っている。

 科学の進歩が人類の破滅をもたらすことがないことを祈りたい。
(編集部)

イメージ画像:「Getty Images」より

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング