【台風情報】今後は北寄りに進む見通し…台風10号は東海地方の南に 9/1午前中にかけて“線状降水帯”発生の可能性

ニュースONE

　台風10号に伴う大雨で、東海地方は9月1日午前中にかけて線状降水帯が発生する可能性があり、引き続き警戒が必要です。

　台風10号の影響で東海地方は8月31日、各地で大雨となり、岐阜県池田町では杭瀬川が氾濫し、住宅などが浸水しました。

　また、31日午後には三重県北中部に線状降水帯が発生し、午後10時半現在、大台町佐原区大谷地区の59世帯121人に警戒レベルで最も高い緊急安全確保が出されています。

　台風10号は31日午後9時現在、東海地方の南にあり、このあと北寄りに進み熱帯低気圧に変わるとみられていて、気象台は1日午前中にかけ、東海地方に線状降水帯が発生する可能性があるとしています。

　1日午後6時までの24時間に降る雨の量は、多いところで三重県で400ミリ、岐阜県で300ミリ、愛知県で250ミリなどとなっていて、引き続き土砂災害や河川の増水などに警戒が必要です。