【広島】秋季キャンプ第１クール打ち上げ 新井監督「特に投手はいいものを見せてくれている」

黒田アドバイザー（右手前）と話し込む広島・新井監督

広島は８日、天福球場での秋季キャンプの第１クールを終えた。初日に続いて、この日も紅白戦が行われた。紅組の先発は森、白組の先発はアドゥワが務めた。そして森が５回２安打無失点、アドゥワが３回２安打無失点と結果を出した。

新井監督は第１クールを振り返り「各自が課題を持って、いい動きをしてくれているなと思う」と満足そうだった。そして「特に投手は制限をかけて球種を減らしている投手がいるが、森もアドゥワも他（の投手）もいいものを見せてくれている」と話した。

野手では白組の「５番・一塁」で先発出場した林晃汰内野手（２２）が７回一死で本塁打を放った。これに指揮官は「良かったと思う。（本塁打は）彼の魅力ですから。フェニックスでいい成績を残していたし、今年も期待していた。来年も期待している」と語った。

また攻撃陣が積極的な走塁を見せていることに新井監督は「そのあたりは各自に任せているが、特に一軍でプレーした選手は常に（次の塁へ）行ってやろうという準備ができている。また二軍で頑張っていた選手も次の塁を狙う準備も伝わった」とうれしそうだった。