冨安健洋 ２戦連続先発も前半で交代…アーセナル指揮官「違和感があった」

冨安健洋（ロイター）

欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）１次リーグ第４戦（８日＝日本時間９日）、Ｂ組で日本代表ＤＦ冨安健洋（２５）のアーセナル（イングランド）はホームでセビリア（スペイン）に２―０で勝利し、グループ首位の座をキープした。

左サイドバックの冨安は４日のリーグ戦ニューカッスル戦に続き２試合連続でスタメン出場。安定したプレーを見せていたが、ハーフタイムに交代した。英メディア「フットボールロンドン」は選手採点で冨安を７点と評価し「守備をしなければならない場面ではよく守った。彼の堅実な守備により、（ＦＷガブリエル）マルティネリは左サイドで相手にあらゆるダメージを与えることができた」と伝えた。

ミケル・アルテタ監督は試合後、前半のみで交代の冨安について「違和感があったし、多くの時間をプレーしているのでリスクを冒したくなかった。もちろんアレックス（ＤＦオレクサンドル・ジンチェンコ）がベンチにいて出場する準備ができていたので正しい判断だったと思う」と説明。部位など詳細については明かさなかったが、何かしらの不安を抱えているのは間違いない。

冨安はＷ杯アジア予選を戦う森保ジャパンのメンバーに選出されているが、状態次第では参加は微妙なようだ。