【マリーゴールド】田中きずな リーグ開幕戦で〝大怪獣〟ボジラに轟沈「今日も負けちゃって…」

開幕戦で力負けした田中きずな

女子プロレス「マリーゴールド」初のシングルリーグ戦「ドリーム・スターＧＰ」が３１日の大阪大会（エディオンアリーナ大阪第２競技場）昼の部で開幕し、熱戦の火ぶたが切られた。

出場全１６選手が「ドリームリーグ」と「スターリーグ」の２ブロックに分かれて総当たりの公式戦を行い、９月２８日の名古屋大会で各ブロック１位同士による優勝決定戦が行われる。

この日は大会前に入場式が行われ、たすきをかけた出場選手が一人ひとりリングに登場。Ｓａｒｅｅｅを除く１５選手がリングに集い、田中きずな（１９）とビクトリア弓月（１９）が代表して選手宣誓を行った。

そのきずなは、スターリーグ公式戦で〝大怪獣〟ボジラと対戦。握手を拒否された直後、背後からのドロップキックで急襲した。さらにエルボーの連発で追撃するが、ボジラは微動だにしない。逆に重い一発で吹っ飛び、苦しい戦いを強いられた。

その後もワキ固め、スリーパーで何とか突破口を開こうとするが、相手は１８１センチ、９１キロの大怪獣。身長２９センチ、体重４０キロの体格差が大きなハンディとなった。回転式の飛びつき腕十字固めでの捕獲に失敗すると、最後は強烈な脳天杭打ちでマットに沈められた。

試合後のバックステージでは腰を押さえながら「ボジラさんと戦うの３回目で、勝つって気持ちだけでリングに立ったんですけど、また同じ結果で今日も負けちゃって…。すごい悔しいけど」と唇をかみ締めたきずな。

それでも「リーグ戦は今日が始まったばかりだし、初戦負けただけで落ち込んでる場合ではないかなと思うので。残りは全部勝って、私が決勝で弓月と当たって優勝します！」と前を向いた。