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井上尚弥 もう初回ダウンはしない!「理想とする入り方を考え直した」

東スポWEB / 2024年8月31日 17時59分

余裕の笑みを見せる井上尚弥

もう〝サプライス〟はしない。ボクシングの2大世界タイトルマッチ(9月3日、東京・有明アリーナ)の記者会見が31日、横浜市内で開かれた。

WBO世界スーパーバンタム級2位TJ・ドヘニー(37=アイルランド)の挑戦を受ける同級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)は、5月の前戦でルイス・ネリ(メキシコ)にキャリア初のダウンを喫した過ちを繰り返さないことに自信を示した。

ネリ戦では1回に左フックを浴びてダウンし、ファンにまさかの〝サプライズ〟を与えてしまった井上。「それの対策はない」と話しながらも、「あの1ラウンドがあったからこそ自分がまた強くなれたし、ボクシングに対する向き合い方も変わった。そこは感覚的に成長した、いい経験ができた1ラウンド」と前向きに受け止めている。

4万3000人が詰めかけた東京ドームが舞台だったことで「気持ちも高ぶりましたし、気合も入っていましたし、という中で、ネリの実力もありましたし、ああいうシーンが訪れた」と振り返り、「理想とする1ラウンド目の入り方を考え直して、父(真吾トレーナー)とも話ができているので、しっかり徹底してやろうと思っている」と自信に満ちた表情で語った。

真吾トレーナーが先日、ドヘニーは危険な近距離での戦いには応じないのでは、との推測を語っていたことを問われると「ここで作戦言っちゃいますか?」と笑顔で逆質問。続けて「その場の流れというか、プランを立てているので、その通り状況を把握しながら戦いたい」と臨機応変に対応する考えを示した。

海外大手ブックメーカーのオッズは井上勝利が1・02倍と下馬評は圧倒的優位だが「スーパーバンタム級で戦っていく中で避けられない一戦。自分としてはドヘニーの実力を軽くは見ていない。みなさんがいうほど簡単な試合になるとは思っていない」と油断はない。判定は許されないと語っていたことには「(ドヘニーは)体も見るからにでかい。そんな相手だからこそKOしたいと思いますし、KOだけじゃなくボクシングの魅力は判定でも伝えられると思っている。KOも判定もどちらも準備している」と説明した。

〝倒れないモンスター〟として進化した姿を見せられるか。

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