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【スターダム】舞華 史上初の5★STAR全勝優勝「この勢いのまま赤いベルトを取り返す」

東スポWEB / 2024年8月31日 21時29分

昨年の雪辱となる完全Vを果たした舞華

女子プロレス「スターダム」のシングルリーグ戦「5★STAR GP」は31日の調布大会(東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)で優勝決定戦が行われ、〝女帝〟舞華が、〝闇に落ちた不死鳥〟上谷沙弥(27)との死闘を制し、史上初の全勝優勝を果たした。

3カウントを聞いた舞華はリングで大の字になり、昨年の悔しさを思い返しているようだった。優勝者に贈られる赤い王冠とマントを身に着けた女帝は、感慨深い表情で上谷を見つめていた。

5年連続5度目の出場となった舞華は開幕から6戦全勝。勝ち点12でレッドスターズAブロックを首位通過した。決勝トーナメント準々決勝ではAZM、準決勝ではIWGP女子王者の岩谷麻優を撃破し、優勝決定戦に駒を進めた。

最後の相手はブルースターズを突破した上谷。7月に舞華が救いの手を差し伸べ、1人QQを貫いていた上谷と共闘した。だが、同28日の札幌大会でワールド王者だった舞華は極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」刀羅ナツコとの王座戦でセコンドに就いていた上谷に裏切られ、王座から陥落。因縁の相手にトドメを刺す時が来た。

試合では一進一退の攻防が続き、2人は場外乱闘で激しくもみ合った。試合が動いたのは25分過ぎだ。舞華が雪崩式のみちのくドライバーⅡを発射すると上谷の意識が遠のいた。

それでも立ち上がる上谷からファルコンアローをくらったが、カウンターのラリアートで吹き飛ばし意地を見せる。最後はみちのくドライバーⅡからのリストクラッチ式のみちのくドライバーⅡをズバリ決め、27分23秒の激闘を制した。

昨年は同リーグ戦で優勝決定戦まで進むも、鈴季すずに敗れて準優勝。引退を考えるほどの絶望を味わわされたが、今年は違う。

マイクを握った舞華は「上谷、今まで戦ってきた中で、お前は今日が一番生き生きしてたんじゃねえか! それがお前の選んだ居心地のいい場所なんでしょ? 決勝で上谷とやれてうれしかった」とリングを去る上谷に語りかけた。

すると上谷から「プロレス人生、一生かけてでもお前を地獄の底まで引きずり下ろしてやるよ」とにらみつけられた。

次なる目標は、この日、中野たむが刀羅から奪った団体最高峰王座の奪還だ。「私は待てない。最短で赤いベルトを取り返す。9月14日のエディオンアリーナ大阪第1競技場で中野たむとやりたいと思ってるよ」と挑戦を表明。するとリングに現れた中野から「あんたと最高峰の試合やろう」と受諾され、王座戦が決定的になった。

最後に舞華は「全勝優勝。この勢いのまま赤いベルトを取り返す。そしてナツコ、ヘイトをボッコボコにしてやる」と復讐を宣言。女帝が再び団体の頂点に立つ。

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