ロバーツ監督「翔平は本当によくやっているよ…」ドジャースに故障者続出で嘆き節

６回に４５号本塁打を放った大谷翔平（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

大谷翔平投手（３０）が所属するドジャースは６日（日本時間７日）のガーディアンズ戦に１―３で敗れた。

大谷は４５号ソロを放ったが、得点はそれだけに終わった。しかも「４番・左翼」で先発出場したＴ・ヘルナンデスは初回の第１打席で左足に死球を受けて途中交代。デーブ・ロバーツ監督（５２）も心配そうに駆け寄り、一塁までともに歩くほどだった。試合後の説明ではレントゲン検査で骨折は見られなかったというが、指揮官は「状況は良くない」と声を落とした。

試合前にはチームで最多の１１勝を挙げているストーンが右肩痛で負傷者リスト（ＩＬ）に入ることが決定。先発の柱を失い、ナ・リーグ西地区の首位を走っていてもポストシーズンへ暗い影を落としている。止まらぬ故障の連鎖にロバーツ監督の悩みが尽きることはなく「翔平は本当によくやっているよ…」とポツリ。ＤＨ専任とはいえ、大きな故障もなく１３８試合に出場し、攻撃面の核として活躍を続ける背番号１７に頭が下がる思いのようだ。