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【日本ハム】CS争いで激闘続き…シーズン最後の難敵は〝不可解日程〟による「4500km過酷移動」

東スポWEB / 2024年9月17日 6時7分

残り試合で、過酷な移動が待ち受けている日本ハム・新庄監督

敵は相手チームだけではないようで…。日本ハムが16日の楽天戦(楽天モバイル)に5―6と痛恨の逆転負けを喫し、2連敗。3位・ロッテとは4・5ゲーム差を付けての2位をキープも、9月は10試合で6勝4敗となり、26試合で16勝9敗1分けと快進撃を見せた8月に比べ、やや疲労感が漂い始めている。2年連続最下位からのCS進出へシーズン最終盤に入り「一抹の不安」を抱えている。今後1週間、あまりにも不規則かつ過酷な長距離移動を強いられるからだ。

日本ハムは16日に宮城・仙台での楽天3連戦(1試合は雨天中止)を終えたが、17日からは移動日なしで福岡でのソフトバンク2連戦(みずほペイペイ)が控える。その後、20日に1試合だけの北海道・北広島の本拠地に戻って楽天戦(エスコン)を行うと、再び移動日なしで大阪に移動。間髪入れずに21日から敵地でのオリックス2連戦(京セラ)を消化しなければならない。

さらに〝地獄日程〟は続き、23日は当日移動で大阪から埼玉・所沢に赴き敵地・西武戦(ベルーナ)。その後は再び本拠地・北海道に戻って、25日からは2連戦(エスコン)で楽天を迎え撃つことになる。

わずか1週間で計4チームと対戦すること自体が異例だが、そこに宮城から福岡→北海道→大阪→埼玉→北海道と想像を絶する長距離移動も加わる。総移動距離は直線距離にして実に4500キロ超えだ。そんな過酷な状況が待ち受けているだけにチーム周辺では「最初から分かっていたこととはいえ、この移動でチームの調子が狂わされなければいいが…」と不安視する声が沸き起こっている。

今季のパ・リーグ日程は開幕当初からカードの偏りや変則日程が目立ち、各チームの選手、関係者などから不平不満の声が続出している。ただ、その中でも特に不利を受けているのが、北海道に本拠地を置く日本ハム。通常でも他球団に比べて移動が重荷となる中、今季は不可解な日程のせいでさらなる試練を強いられているというワケだ。あるチーム関係者も「いまさら文句を言っても仕方がないのですが…」と前置きした上で、ナインの気持ちをこう代弁する。

「シーズン終盤の9月は優勝争いやCS争いが佳境を迎える中、雨天中止の代替試合なども組み込まれるのは日程を編成する人たちも把握しているはず。にもかかわらず、今季の日程はシーズン開幕前に組まれているわけですからね。しかも2連戦、3連戦ならまだしも1試合だけのカードが1週間に2度も組み込まれるのはどう考えても不可解。これじゃあ負担を強いられる選手がかわいそうですよ」

日本ハムはこの難局を乗り越え、無事2位でCSに進出できるのか。成長を遂げつつあるチームの底力に注目が集まる。

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