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ホワイトソックスが〝裏天王山〟制して3連勝 ベンチは「今、みんな幸せ」「将来は心配していない」と大騒ぎ

東スポWEB / 2024年9月17日 20時45分

3か月ぶりの勝利を飾り握手するロビンソン捕手と救援のアンダーソン(ロイター=USA TODAY Sports)

メジャーの黒歴史を塗り替えそうなホワイトソックスが17日(日本時間18日)の敵地エンゼルス戦に8―4で勝利。6月以来となる3か月ぶりの3連勝を飾り、チームが盛り上がっている。

ア・リーグ中地区最下位のホワイトソックスと同西地区最下位のエンゼルスの〝裏天王山第1ラウンド〟。ホワイトソックスは4本のアーチ攻勢で、これまでのうっ憤を晴らすかのような快勝を収めた。

今季4度目の3連勝で、リーグ記録に並ぶ21連敗を喫した8月に指揮官となったサイズモア監督代行は「見ていて楽しかった。勝つのは難しかったので、勝てたときは感謝します。連勝するとさらに良くなる。ダッグアウトの雰囲気は良かった。みんな今、幸せだよ」と悦に浸った。2安打2打点をマークした一塁手のアンドリュー・ボーンは「私たちは毎日、最高の野球をして一日一日を過ごしている。将来については心配していない」と胸を張った。

完全に底を脱したかのようなにぎやかさだが、9月は5勝10敗と大きく負け越しており、チーム状況が一気に好転したワケではない。ここまで151試合を消化して36勝115敗で、1962年にメッツが樹立したシーズン120敗のワースト記録を逃れるには残り11試合で7勝もしなければならない。まずは18日の同カードで今季最多タイとなる4連勝を目指す。

一方、6連敗となったエンゼルスは球団最速となる150試合目で今季90敗目を喫した。歴史的低迷に直面しているホワイトソックスに比べればまだましと言えるが、こちらのインケツぶりも見逃せない。とにかく、悲喜こもごもの〝最弱決定戦〟だった…。

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