【巨人】秋広優人 ファームで２号ソロ CS見据え…一軍再昇格に闘志「強く振ることだけです」

巨人・秋広優人

巨人の秋広優人内野手（２２）が２１日のイースタン・楽天戦（ジャイアンツ球場）に「５番・一塁」で先発出場し、２回に先制の２号ソロを放った。

両者無得点で迎えた２回だった。一死走者なしで相手先発ポンセの４球目、１３０キロの低めカーブを強振し、右翼越えの先制弾。試合序盤の一発に球場全体が沸いた。秋広は「（２ストライクと）追い込まれていましたけど、当てにいくというより強く振ることを意識していました」と力を込めた。

２０日に登録抹消となりファーム調整となった経緯について「（１９日の）試合後に、阿部監督から『練習でのスイングを試合でできるように』っていうふうに言われました」と明かした背番号５５。この「課題」を達成するため、今は「スイングの強度」をさらに強くすることを目標としている。「長打を狙うというよりは、強く振ることだけです。角度を上げにいく…というところについては、まだそこまでのレベルには達していないので、ピッチャーのボールに対して強く振れるというところを意識してます」と冷静に分析した。

「ここからの時間を無駄にしないように。ＣＳもあると思うんで、そこになんとか呼ばれる状態にしていきたいし、呼ばれるように頑張りたいと思います」と闘志を燃やした若きＧ戦士。指揮官の期待にさらに応えるべくひたすらに「課題」を見つめ、一軍再昇格を目指して突き進んでいく。