【マリーゴールド】ＭＩＲＡＩ 地元で凱旋勝利「優勝して、岩手にいい報告ができるように」

ビクトリア弓月(左)に快勝し、ベルトを誇示知るMIRAI（©マリーゴールド）

女子プロレス「マリーゴールド」のシングルリーグ戦「ドリーム・スターＧＰ」で、ドリームリーグのＭＩＲＡＩ（２４）が地元・岩手で凱旋勝利を収めた。

２１日に盛岡市民体育館で行われた公式戦では、ビクトリア弓月とメインで対戦。宮古市出身のＭＩＲＡＩは６月３０日の宮古大会で地元凱旋を果たしたが、この日も大きな声援が送られた。物おじしない１９歳の攻めを堂々と受け止めると、最後は腕を捕獲し、ミラマーレで勝利を収めた。

試合後は「ちょっと見ない間に成長していてビックリしました。このリーグ戦、ひそかに弓月を警戒していたというか恐れていたので、今日勝てて、ちょっとホッとしている部分もある」と胸をなで下ろした。

前夜の仙台大会では天麗皇希に公式戦初黒星を喫し、ＭＩＲＡＩ＆桜井麻衣で保持するツインスター王座への挑戦を表明された。それでも一夜で立て直し、この勝利で３勝１分け１敗の勝ち点７。勝ち点８で首位に立つ皇希とＮØＲＩを追う。

「残り２戦とも勝って絶対に優勝して、岩手にいい報告ができるように頑張ります」と誓った〝魂の申し子〟は、「マリーゴールドを引っ張っていくのは、このＭＩＲＡＩだ！」。スターダム時代の「シンデレラ・トーナメント」２連覇、ワンダー王座に続くシングルの勲章を手に入れる。