久保建英 バリャドリード戦で好機演出もスコアレスドロー「本当にうんざりしている」

久保建英（ロイター）

スペイン１部レアル・ソシエダードの日本代表ＭＦ久保建英（２３）が、０―０に終わった２１日のアウェー・バリャドリード戦後に悔しさをあわらにした。

チームは開幕から調子が上がらず苦戦が続く中、先発に復帰した久保は何度なく好機を演出するなど奮闘するが、勝利には結びつかなかった。スペインメディア「エスタディオ・デポルティボ」によると、久保は「今日は勝たなければいけなかったので本当にうんざりしている。結局勝てば、すべてがうまくいくから。でも今はそうではないので、事態はさらに難しくなっている」。この結果にショックを受けているようだ。

もちろん巻き返しへの意欲は十分。「次の試合でよくなると、はっきりとは言えないが、そう願っているし、このチームは必ず上がっていくと確信している。自分はチームを引っ張っていきたい」と主力としての自覚をにじませた。