【秋場所】新大関・大の里が25日に誕生「さらに高みを目指して頑張りたい」
東スポWEB / 2024年9月22日 18時54分
大相撲秋場所千秋楽(22日、東京・両国国技館)、関脇大の里(24=二所ノ関)の大関昇進が事実上決定した。日本相撲協会の審判部は、八角理事長(元横綱北勝海)に対して大の里の大関昇進を諮る臨時理事会の招集を要請し、受諾された。25日に開かれる九州場所の番付編成会議と理事会を経て、正式に「新大関・大の里」が誕生する。
この日の千秋楽、大の里は関脇阿炎(30=錣山)に引き落とされて黒星フィニッシュ。それでも14日目に2度目の優勝を決め、13勝2敗の好成績で15日間の戦いを終えた。審判部は満場一致で大関昇進の方針を決定。25日に晴れて、新大関に昇進する。
大の里は表彰式の優勝力士インタビューで「今日勝って締めたかったんですけど、優勝という結果で今場所を終われて良かった。先場所、悔しい思いをした。今場所は何とか頑張りたいということで、結果が出て良かった」とかみしめた。7月の名古屋場所は9勝どまり。今場所前は師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)に胸を借り、快進撃の原動力となった左おっつけに磨きをかけた。
大の里は「部屋で親方の胸を借りて、たくさん稽古つけてもらった成果が出た。本当に親方のおかげです。(夏場所の初優勝は)12勝3敗でしたけど(親方から)もっと高い優勝争いをしろと。今場所は13勝2敗で終えて、喜んでくれたら」と師匠への感謝の思いを口にした。
初土俵から所要9場所での大関昇進は史上最速。異例のスピード出世に髪の成長が追いつかず、伝達式当日はちょんまげのまま臨む見通し。大の里は「(大銀杏は)結えないですね」と笑った。それでも、誰もが実力を認める〝新大関〟は「まだたくさん稽古して、上(横綱)に向けて頑張りたい。その番付(大関)が発表されたら、さらに高みを目指して頑張りたい」と気持ちを引き締めた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
新大関・大の里、伝達式で「唯一無二の力士を」所要9場所“史上最速大関”の誕生【大相撲】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月25日 12時50分
-
まな弟子「新大関・大の里」誕生が確実 師匠・二所ノ関親方「まだまだ伸びる。いよいよ始まるな」
スポーツ報知 / 2024年9月23日 5時45分
-
「さらに高みを目指して」大の里 ちょんまげ大関の次は最速横綱だ 連続優勝なら初場所後にも所要11場所で
スポーツ報知 / 2024年9月23日 5時30分
-
25日誕生!「大関・大の里」最速の所要9場所 史上初のちょんまげ…記録ずくめの昇進
スポニチアネックス / 2024年9月23日 4時41分
-
大の里、関脇以下年2度Vで貴花田以来32年ぶりの快挙「最高の相撲」大いちょうの結えない力士の2度目Vも初
スポーツ報知 / 2024年9月22日 5時30分
ランキング
-
1新庄監督、来季続投は「ビジョン浮かんでこない」 まずは下克上での日本一へ全力
Full-Count / 2024年9月26日 22時9分
-
2日本ハム、新庄政権で初CS進出 清宮がV弾…逆転勝ちに球場熱狂、6年ぶりAクラス
Full-Count / 2024年9月26日 20時55分
-
3《モイネロの巻》サファテに可愛がられた森唯斗に世話を焼かれ…「日本語はかなりしゃべれる」【ホークス一筋37年 元名物広報が見た「鷹の真実」】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月26日 17時0分
-
4“生きる伝説”が引退「ついにこの日が」 歴代最多576試合…決断に衝撃「時代が終わる」
FOOTBALL ZONE / 2024年9月26日 14時30分
-
5錦織圭「完売ですって言われて、ちょっとドキッとして緊張が巡った…」チリッチ討ちの有明で爆笑あいさつ
スポニチアネックス / 2024年9月26日 22時7分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください