ＡＩ制作台本の映画…ビートたけしは料理に例え「ワサビがない」

映画界の台本にもＡＩの影響が…（写真はイメージ）

お笑いタレントのビートたけしが２２日放送の「ビートたけしのＴＶタックル」（テレビ朝日系）に出演し、ＡＩで制作された台本の映画について私見を述べた。

番組では進化するＡＩ技術について特集。ＡＩ技術は多くの分野で活用されており、たけしは「映画界でもＡＩを使った台本がある」と切り出した。「今まで当たった作品とかのデータを全部取って台本を作るのよ。すると、やっぱり料理に似てるんだよね。それなりなんだけど、ワサビとか、ああいうのがないから印象がない。『まぁ、おいしいね』なんだよ」と物足りなさを指摘。

続けて「妥当なんだよね。当たり障りのない映画になってしまうと、これ大嫌い、これ大好きという差が出なくなるから、意外とヒットしないんだよね」と感想を述べた。たけしの見解には、共演者たちも納得の表情を浮かべていた。