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【全日本】3冠王者・青柳優馬〝バカ〟受け入れ諏訪魔と共闘へ「僕が専務職をいただく」

東スポWEB / 2024年9月23日 6時9分

王道T覇者・綾部蓮(右)の挑戦表明を受けた青柳優馬

全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・青柳優馬(28)が、危機感を抱いている。

22日の後楽園大会で優勝決定戦が行われた「王道トーナメント」は綾部蓮(27)の初優勝で幕を閉じ、優馬は10月22日後楽園大会のV2戦で迎え撃つことが決定的になった。

取材に応じた3冠王者は「失礼な話ですが、僕の中で綾部蓮が上がってくるとは思わなかった。解説席から綾部蓮と本田竜輝の優勝決定戦を見ていたのですが、チケット代を払いたくなっちゃうようなすがすがしい試合を見た気がします。ファンの立場で見入ってしまった」と伏兵の躍進に、すっかり脱帽した様子だった。

これまでの綾部には、2メートルの恵まれた体格を持ちながらも、生かしきれていないと感じていた。だが、今は違う。「変な例えですが、綾部蓮は自らの取扱説明書を読み切ったように思います。彼はキャリア4年で、僕の手には届かない境地に達してしまった。僕は今年10年やってこの位置ですよ。はっきり言ってジェラシーしかない。1回目の防衛戦(対宮原健斗)より危機感を感じてますよ」と表情を曇らせる。

それでも、まだまだ簡単に時代を譲るわけにはいかない。優馬は「光り輝く太陽のような宮原健斗と、スーパースターの斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ)と、本当にキラキラ輝いている安齊勇馬、その境地に達した綾部蓮の中でも、青柳優馬といういびつな光を見せつけてやりたい」と王者の意地を見せる覚悟を示した。

一方で気になることがある。参加チームが発表された暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」(11月9日、後楽園で開幕)で優馬は阿部史典とのコンビでBブロックにエントリーされたが、なぜか所属は「バカの時代」とアナウンスされた。

バカの時代とは、言うまでもなく諏訪魔&鈴木秀樹のチーム名。いつの間にユニット化していたのか。しかも佐藤光留&宮本裕向もバカの時代所属と発表され、諏訪魔&鈴木を含めたバカの時代3チームが、同じブロックから出場する。

リーダー格の諏訪魔は「勝手なことをやらないでくれ」と団体側にクレームを入れているが、優馬は「何で僕が8年連続王道トーナメント1回戦敗退なのか、すなわち青柳優馬はバカだったということ。ここは素直に受け止めて、阿部史典さんと一緒に2番目、3番目を目指して頑張りたいと思います」とあっさり受け入れてしまった。

しかも今後は犬猿の暴走男とも共闘する気マンマンだ。「諏訪魔さんに衰えを感じるので、そろそろ誰かが支えてあげないといけないのかなと。みんな周りではやし立ててバカにするだけで、ちゃんと支える人がいないじゃないですか。いずれは僕が専務職をいただくつもりなんで、今のうちにすり寄っておこうかと」と、よこしまな考えを漏らしつつも、まずは綾部との3冠戦に集中した。

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