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永井真理子がデビュー時を回想 音楽番組で「なんかADみたいな子が入ってきたと言われた」

東スポWEB / 2024年9月23日 6時33分

森田健作のラジオ番組に出演した永井真理子(左)

シンガーソングライターの永井真理子(57)が森田健作がパーソナリティーを務めるFM NACK5「青春もぎたて朝一番!」(9月29日、午前6時半)とニッポン放送「青春の勲章はくじけない心」(9月30日、午後6時20分)に出演することになり、このほど都内で収録を行った。

永井は1987年にシングル「Oh、ムーンライト」でデビュー。当時はショートカットのボーイッシュなルックスだった。「Tシャツとボロボロのジーンズでした。まだそのころ、ダメージ系のジーンズをはいている人もいなくて、汚い子が出てきたねって。歌番組に出ても、キラキラでフワフワな洋服を着たアイドルさんばっかりで、私が出ると、なんかADみたいな子が入ってきたみたいに言われました」という。

それでも、そのナチュラルさが人気となり、「ミラクルガール」「ZUTTO」などヒット曲を生み出す。1992年には日本人女性アーティストとして初めて、横浜スタジアムで単独ライブを開催という快挙も見せた。

その翌年にはバックバンドでギターをしていた男性と結婚。第一子を出産後、子供が6歳の2003年にシドニーに移住した。「一番の理由は子供の環境ですよね。いろんな国の子供たちが学んでいるということだったので」と永井。シドニーに行ってからは自主レーベルを立ち上げ、アルバムも2枚作ったが、「そのあと、辞めますとは言ってないんですけど、自分の立ち位置とか、表現したいものが分からなくなって、音楽を辞めちゃいました」と育児に時間を割いていったという。

約10年ほど休業した後、2017年のデビュー30周年のタイミングで活動を再開。永井は「のども使ってないし、不安だらけだったのですが、30周年の時に、私がというよりも、ファンの方に『やってよ!』って背中を押されて、このタイミングしかないって思ったんですよ。ちょうど50歳だったし、最後のジャンプって思って」と再びファンの前で歌い始めた。

10月13日には東京・六本木の「EX THEATER ROPPONGI」でライブを行う。永井は「今年、最初で最後のライブになると思います。新曲も初披露しますし、2部構成で盛りだくさんのライブにしたいと思ってます」と意気込みを語った。

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