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渋野日向子 久々の4日間完走で〝収穫〟…来月からのアジアシリーズへも高まる期待

東スポWEB / 2024年9月24日 5時8分

渋野日向子

女子ゴルフの渋野日向子(25=サントリー)が、前週の米ツアー「クローガー・クイーンシティー選手権」(オハイオ州)で通算3アンダーの61位で4日間を完走した。

8月はメジャー最終戦「AIG全英女子オープン」の予選落ちなど、出場3試合すべて決勝ラウンドに進めなかった。それだけに、上位争いとは無縁だったとはいえ、貴重な4日間となった。プロゴルファーの羽川豊は、今後に向けて試合を中継したWOWOWの解説で「順位はどうでもいいので、4日間戦って何かを見つけていくということですね」と指摘した。

実際〝何か〟を見つけていた。今大会から2019年に「全英女子」を制した時などに使用したパターを久々に引っ張り出し、実戦投入。これまで使用していたものと同じピン型でも、感触が合ったようで「ラインのイメージが出て、すごくきれいな転がりをした」と手応えを口にした。最終日には14、18番で4メートルのバーディーパットを沈め、5メートルのパーパットが残った15番もしのいでみせた。

今週は3日間大会となる「アーカンソー選手権」(アーカンソー州)。例年伸ばし合いになるだけに、渋野は「初日から攻めのプレーでピンを狙っていきたい」と話すが、グリーン上のパフォーマンスも上位進出のカギとなる。ここでも決勝ラウンドを戦って、来月からのアジアシリーズに臨みたいところだ。

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