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【スターダム】リーグ戦全勝Vの舞華が明かした技へのこだわり「師匠直伝も大事だけど私の色も入れたい」

東スポWEB / 2024年9月24日 7時3分

舞華の「リストクラッチ式みちのくドライバーⅡ」

【取材の裏側 現場ノート】今夏に開催された女子プロレス「スターダム」のシングルリーグ戦「5★STAR GP」は元ワールド王者の舞華が初優勝を飾り幕を閉じた。一夜明けには記者を呼び出し、1リットルのビールで祝杯を挙げながら史上初となる全勝Vを果たした技へのこだわりを明かしていた。

今年のリーグ戦では、ワールド王者時代から使ってきたリストクラッチ式みちのくドライバーⅡで多くの選手から3カウントを奪った。この技は今年2月の上谷沙弥とのワールド王座V1戦で初披露したものだ。

誕生した経緯を「師匠(TAKAみちのく)から直伝された技ももちろん大事だけど、それだけじゃなくて私の色も入れたいなと思ってクラッチ式は考えた」とし「やっていくたびに少しずつえぐさは増してる感覚があるし、クラッチしてる分、持ち上げやすくなってるよ」と手応えを感じているという。

くしくも今年の優勝決定戦では、初めて同技を出した上谷と対戦し、同じ技で勝利を奪った。だが、上谷戦へ込めた思いはそれだけではなかった。試合中には4月に米国大会で行われたメーガン・ベーンとのV4戦で繰り出した雪崩式のみちのくドライバーⅡも発射した。「上谷の新しい道を選んだ覚悟が(V1戦時と)違ったし、勢いも感じた。だからどうしても勝ちたくてメーガン以外に出してこなかったあの技を出した」と振り返った。

優勝後の王者・中野たむとのワールド王座戦では惜しくもベルト奪還は果たせなかった。しかし舞華の目に涙はなかった。「私が泣いたら、みんな泣いちゃうでしょ。だから私は笑顔がいいの。みんなにきついことがあったときに私のつらいこととかぶせて、這い上がっていく姿を見てほしい。そんな私の姿がみんなの生きる原動力になっていたらいいなって思う。だからベルトも諦めない」。年内の王座返り咲きをもくろむ舞華に期待が高まる。

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