令和の虎・岩井良明さん「最後の言葉」が判明 交流あった氏神一番が偲ぶ

岩井良明さん

「令和の虎チャンネル」出演の実業家で、８月に肺がんを公表し、９月１５日に６５歳で亡くなった岩井良明さんを送る会が、先日開催された。

参列した氏神一番は「生きてんのに死んでるみたいなヤツがたくさんいる今の世の中で、最後まで自分らしく生きて死んでいった岩井良明氏の生き様を見て、拙者もそのように生きたいと心に誓いました。感謝。合掌」と語った。

２００１年１０月から２００４年３月まで日本テレビで放送されたリアリティ番組「￥マネーの虎」に出演していたラーメン店「なんでんかんでん」の川原ひろし社長と「ラーメンロック」というユニットでも活動していた氏神は、番組収録見学に誘われ、現場で岩井さんを紹介された。

「『ウッヂー、この方、名古屋で学習塾をやってる岩井さん』と川原さんに紹介され、なぜかそれから毎週のように誘われ、六本木、赤坂のクラブへ。お酒を一滴も飲めない岩井さんはいつもアイスコーヒーでホステスさん達の悩みを聴いてあげていました。『ウッヂー』『団長』とお互いに呼び合い、年も同級で本当に信頼できる深友でした。劇団を一緒に運営したこともありました」

先日、詠子夫人とも少し話す機会に恵まれた。

「岩井さんの最後の言葉は『また、みんなと会いたいな』だったそうです。結婚して３２年間、一度も一緒に旅行に行けなかったので旅行に行きたかったそうです。ご夫婦で一緒にパチンコしてる時は楽しかった。詠子さんにとって岩井さんは『分身』だそうです」と氏神は言う。