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【大相撲】〝初代〟大の里ゆかりの青森・藤崎町で「2代目フィーバー」 早くも化粧まわし発注!

東スポWEB / 2024年9月25日 6時4分

大の里(左端)は8月に、初代大ノ里の兄の曽孫・天内司氏、天内氏の妻、平田博幸町長と対面した(青森・藤崎町提供)

日本相撲協会は25日午前、東京・両国国技館で大相撲九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)の番付編成会議と臨時理事会を開き、関脇大の里(本名・中村泰輝=24、二所ノ関)の大関昇進を正式に決定する。まもなく角界の「顔」となる大の里ゆかりの地では、大フィーバーに沸き返っている。青森・藤崎町出身の元大関大ノ里の親族は〝2代目〟大の里を絶賛。町のトップも大関昇進を果たす大器に盛大なサポートを予告した。

「大関大の里」がまもなく誕生する。秋場所では13勝2敗の好成績を残し、2度目の優勝を達成。初土俵から所要9場所で大関昇進は昭和以降最速の超スピード出世となる。

そんな大器には〝先代〟の故郷からも熱視線が注がれている。元大関大ノ里萬助(本名・天内萬助)は、1925年初場所から7年間大関の地位を務め「相撲の神様」とも称された名力士だ。もともと「大の里」は、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が現役時代の候補に上がったしこ名。その師匠は、かねて将来有望な力士が入門した場合に「大の里」と名付ける考えを持っていた。

8月の夏巡業中に、大の里は藤崎町を訪れた。大ノ里の兄の曽孫にあたる天内司さん(71)は、その際に初対面し「(大の里は)感じのいい好青年だった。場所中は毎日テレビで大の里関の取組を見ていて、ハラハラドキドキしている。血のつながりはないけど、親戚のような感じ」と笑顔。偉大な先代と、番付で並ぶ大器に向けて「歴史に名を残す力士になってほしい。品位のあって強い横綱になってほしい」と大きな期待を寄せた。

さらに、藤崎町では大関昇進に伴い、大の里の後援会発足も決まった。平田博幸町長(67)は、秋場所中の取材で「大の里関の活躍はうれしいに決まっている。(8月に)大の里関が帰る際には、握手をして『大関昇進したあかつきには、藤崎町で大の里後援会を発足させて、化粧まわしを進呈する』という固い約束をした。もう発注をかけている」と熱弁。

そのデザインについては「ここ藤崎町はふじリンゴ発祥の地だから、真っ白な化粧まわしに、日の丸のようにリンゴを真ん中にどんと置く感じ。(完成まで)2か月かかるから九州場所には間に合わないかもしれないけど、話はそこまで進んでいる」と説明した。

大の里も23日の会見で「先代の大ノ里さんから名前をいただいたからには、絶対にそこの番付(大関)までいきたいと入門前から思っていた。青森出身じゃないのに、藤崎町では町を挙げて応援してくれていて、すごく力になった」と先代の地へ感謝。青森からの期待に応えるためにも、看板力士としてさらなる飛躍を遂げる。

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