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国民民主・榛葉幹事長 自民党総裁選を〝馬券〟で例える「問題は単勝1番、2番がどうなるか」

東スポWEB / 2024年9月25日 21時9分

榛葉賀津也幹事長

国民民主党・榛葉賀津也幹事長は25日、国会内で開いた会見で、大詰めを迎えた自民党総裁選(27日投開票)について言及した。

総裁選はマスコミ各社の世論調査によると、石破茂元幹事長、高市早苗経済安保相、小泉進次郎元環境相の3人が上位を争っている。

榛葉氏は競馬の馬券にたとえこう話した。

「3頭で決まりだね、これ。3連複だったら3頭のボックス買いで間違いないね。この3頭だけだとオッズは1・0倍ぐらい。しかし問題は単勝1番、2番がどうなるか。このオッズは高いよ」と指摘。その上で「なかなか難しい。誰が1番、2番になるのか、これとても大きいと思いますね。党員票もそうだけど、決選投票になれば議員票。いま、ものすごい攻防が始まっているんじゃないですかね」

総裁選のスタートと同時に大本命だった進次郎氏は、最終コーナーを回ったところで「失速か」と伝えられている。

榛葉氏は「(進次郎氏の)議員票は手堅いと思う。自民党はいろんなバランス感覚がある。保守だからと言って高市さんに票が行くかというとそうではなく、いろんなバランス感覚が働く」と鋭く分析。さらに、新総裁に必要な条件は「勝てばいいということではないね。その後の衆院選、東京都議選、参院選の4つの選挙に勝ち抜けるかというと難しい方程式だ。衆議院がなってほしい総理総裁と、参議院がなってほしい総理総裁、同じ自民党内でも旧派閥でも変わるかもしれない。難しいね」と語った。

最後に榛葉氏は新総裁に対して「野党の声は国民の声だからね。われわれも国民から推されて議席を持っている。野党との議論をなくして解散なんかない。国民は怒っているから、解散したら致命的になると思うよ」と警鐘を鳴らした。

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