立憲が次期衆院選で東京２４区の有田芳生氏に続き東京３０区に五十嵐えり都議を擁立へ

五十嵐えり都議

立憲民主党の都連常任幹事会は２５日、次期衆院選で東京２４区のジャーナリスの有田芳生氏に続き、東京３０区に五十嵐えり都議を擁立する方針を固めた。

同党関係者によると、今後は野田佳彦新代表のもとで党の了承がされると、正式な公認候補者となるという。

五十嵐氏はトラック運転手や弁護士などの経歴を持ち主で、２０２１年の都議選武蔵野市選挙区（定数１）から立候補して当選した。

今年７月、都知事選の落選後に起きた蓮舫氏へのバッシングに対しては、辻元清美代表代行を始めとした同僚の女性議員たちと大手マスコミなどに猛抗議して注目を集めた。

２０２２年の区割り変更で新設された東京３０区は府中市、多摩市、稲城市の地域。自民党の長島明久衆院議員が衆院選に立候補するものとみられている。

「府中市はもともと菅直人元首相の選挙区として有名です。菅さんの票が読めない多摩市、稲城市でどれだけの支持を伸ばせるか…」と永田町関係者は指摘した。