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【巨人】阿部監督が浅野翔吾に〝戒め〟のススメ 自身の経験踏まえ「どこか写真をあげてよ」

東スポWEB / 2024年9月26日 5時8分

2回、転倒し捕球できなかった浅野翔吾

巨人の阿部慎之助監督(45)が2年目の若武者・浅野翔吾外野手(19)に〝戒め〟のススメだ。

25日のDeNA戦(横浜)はわずか3安打と0―1で今季20度目の零封負け。優勝へのマジックが「4」のままとなった阿部監督は「とにかくここでとやかく言っても仕方がない。明日切り替えて、勝つことだけを考えてやりたい」と語った。

そんな緊迫した試合で2回にまさかのシーンが…。「2番・右翼」で先発出場した浅野は先頭・オースティンが放った打球を追ったところ、強風と雨の影響でまさかの転倒。失策こそつかなかったものの三塁打にしてしまった。その後、無死満塁まで広がったピンチを若きエース・戸郷が無失点で踏ん張ったが、試合後の浅野は「あんなミスをしているようじゃ、今必要ない存在になってしまうと思うので、ミスがないようにしていきたい」と反省を口にした。

浅野は21日の広島戦(マツダ)でも2点リードの7回二死二、三塁で右前打に猛チャージをかけて後逸し、同点とされる適時失策。チームが敗れるとベンチで頭からタオルをかぶって涙を流した。もっとも、阿部監督は積極的なプレーでのミスを責めることはない。それどころか自身の経験からこんなことを勧めた。

「どこか(の新聞社が失策の)写真をあげてよ。パネルにして。俺もキャッチャーフライを落としたんだよ。写真をロッカーに貼った。浅野にプレゼントしておいて」

現役選手だった2012年5月7日に宇都宮市の清原球場で行われたDeNA戦。3点リードの9回二死から捕手の阿部監督がフライを落球し、7―7の同点に追いつかれて引き分けに終わった(当時は3時間半以降、延長なし)。

猛省した背番号10は東京ドームのロッカーに落球シーンの写真を貼り付け、シーズン最後まではがすことはなかった。同年は打率3割4分、104打点とリーグ2冠に輝き、チームを3年ぶりの日本一に導いている。巨人期待の若武者がミスを糧にできるかは、今後にかかっている。

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