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【日本ハム】CSファーストステージ 「エスコン開催」なら楽天は避けたい!?

東スポWEB / 2024年9月26日 5時8分

CS進出決定目前の日本ハム・新庄監督。チームは楽天を警戒している

パ2位の日本ハムは25日の楽天戦(エスコン)に1―3で敗戦。新庄剛志監督(52)にとって初のCS進出確定はまたもお預けとなったものの、リーチ状態は変わらない。2位確保で本拠地・エスコンフィールド北海道でのCS開催に期待は高まるばかりだが、不気味な〝鷲の影〟に警戒感も強まっている。

この日は引退登板だった先発・鍵谷の後を受けた2番手・金村が初回二死走者なしからピンチをつくり、安田に先制3ランを浴びる苦しい展開を強いられた。打線の反撃も郡司の12号ソロだけに終わり、CS進出に確定ランプを灯せなかった。

とはいえ、3位のロッテには5・5ゲーム差。CSファーストステージでの本拠地開催は濃厚のままだ。ただ、CSの最初の相手がロッテか楽天か…との状況で日本ハム関係者の間では楽天への警戒が強まっており、チーム周辺からは「仮に本拠地開催ならロッテより楽天の方が手ごわい相手になる」と犬鷲軍団の逆襲に恐怖を抱き始めているのだ。

その理由は今季の楽天がエスコンでの試合になると、なぜか打線が爆発する傾向にあるからだという。この日の試合前の時点でも楽天には11勝8敗2分けと勝ち越し、チーム打率2割3分9厘、23本塁打、92得点と抑え込んでいた。ところが、エスコンでの対戦に限ると11試合で同2割6分2厘、15本塁打、60得点と急激に成績が悪化。本塁打と得点に至っては日本ハム戦の65%以上をエスコンで叩きだしていた。こうした傾向からも楽天がいかにエスコンを敵地でありながら〝庭〟にしているかがうかがえる。

対照的にロッテは今季の日本ハムとの対戦成績が24試合で6勝17敗1分け。エスコンでも12試合で3勝9敗と分が悪く、チーム打撃成績も打率2割3分9厘、8本塁打、34得点でどの数字も楽天に及ばない。両チームのエスコンでの相性から日本ハムはCSではロッテ以上に楽天打線を恐れているのだ。

ある日本ハム関係者もこう不安を募らせる。

「ウチも守備力が改善したおかげでエスコンに対し、昨年までのような苦手意識はない。でも、今季の楽天はウチ以上にエスコンを得意にしているので、首脳陣や選手たちもその怖さは痛感しているはず。実際、ウチと楽天は今季すでに6度も延長戦を戦っているように、対戦成績以上に力は拮抗している。仮に楽天が3位でCS進出しエスコンでの対戦となれば…。侮れないですよ」

本拠地開催はほぼ確定していても、相手によっては〝地の利〟を生かせない可能性もある。短期決戦を勝ち抜くためにも、残りの楽天戦で何らかの対策を講じる必要があるかもしれない。

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