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総裁選キングメーカー争いも白熱 麻生氏に頭下げた進次郎、岸田首相に飛びついた石破

東スポWEB / 2024年9月26日 6時3分

麻生氏、菅氏、岸田氏

27日投開票の自民党総裁選は石破茂元幹事長、高市早苗経済安全保障担当相、小泉進次郎元環境相がデッドヒートを繰り広げ、最後の最後まで結果の読めない異例の展開となっている。同時に3人の首相経験者によるキングメーカー争いも見逃せない。

最後は長老陣が幅を利かせることになるのか。

最終盤に突入し、石破氏、高市氏、小泉氏の三つどもえとなっている中、党内では激しい駆け引きが繰り広げられている。

「どう転ぶか全く見通せない状況です。小泉氏が決選投票に進めば、勝利はほぼ確実だが、2位の高市氏に水をあけられたとの見方がある。石破氏と高市氏の決選投票なら高市氏有利といわれるが、まだ分からない。党員票は締め切られ、数字が大方見えてきたので、今は議員票の票読みです。引きはがせるところがないかと、ぶんどり合戦になっています」(党所属議員)

キーマンとなるのはキングメーカーの座を狙う長老陣になるという。「総裁選の裏テーマは誰がキングメーカーになるかです。菅義偉元首相は小泉氏、石破氏のどちらが勝ってもいい状況で、麻生太郎副総裁は手持ちの河野太郎氏、上川陽子氏が大コケで頭が痛いところ。岸田文雄首相は支持を明言せずに高みの見物を決め込んだかと思いきや、最後に『誰が私の政策を引き継げるか』と売り込み、石破氏がすぐさま飛びついてきた」(党関係者)

小泉氏が24日に麻生氏や参院の旧安倍派のボスだった世耕弘成前参院幹事長と会談したことも党内では衝撃を与えた。

「麻生氏は菅氏の天敵にもかかわらず、小泉は恥も外聞もなく、泣きついたともいえる。菅氏の了承を得たのかどうかで、今後の関係にも響きかねないが、麻生氏からすれば、悪い気にはならない。派閥を否定している小泉氏が結局は長老や実力者に頭を下げに行った事実がいまだ派閥の力学が働いていることを証明しています」(同)

最後に笑うのは誰になるのか――。

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