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ビニシウスがマドリードダービーで〝試合放棄〟示唆 再びサポーターが侮辱なら「フィールドを去るだろう」

東スポWEB / 2024年9月28日 5時3分

ビニシウス(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス(24)が、29日(日本時間30日)のマドリードダービーで〝試合放棄〟も辞さない構えを見せている。

今回はアウェー開催のアトレチコ・マドリード戦。ビニシウスは、過去に人種差別を受けてきた。Rマドリードと関係ない試合でも、Aマドリードのホームスタジアムでは、サポーターから同選手に対する侮辱が飛び出すこともあった。2022―23年シーズン中には、マドリード市内の橋にビニシウスを模した人形をつるしたとして、同クラブのサポーター団体メンバー4人が逮捕されたことも。

スペイン紙「スポルト」などによると、それでも懲りない一部Aマドリードサポーターは、SNS上でマスク姿での来場を呼びかけているという。ビニシウスに対して誰が言葉を発したかわからないようにするための措置としてだ。

それだけに、Rマドリード寄りのメディア「ディフェンサ・セントラル」は29日の対戦に向けて「7番の選手にとって今シーズンで最も難しい試合の一つになるかもしれない」と指摘。また、ビニシウスは、フロレンティーノ・ペレス会長とカルロ・アンチェロッティ監督に「もし人種差別的な侮辱を聞いたら、フィールドを去るだろう。我慢するつもりはない」との考えを伝えているという。

ライバル対決で再びビニシウスに対する差別や侮辱は起きてしまうのか。

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