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【阪神】桐敷拓馬 両リーグ最多の70試合登板…岡田監督も親心「タイトル取らせてあげたい」

東スポWEB / 2024年9月29日 23時39分

糸原健斗(左)、佐藤輝明(右)とともにお立ち台に選ばれた阪神・桐敷拓馬

阪神・桐敷拓馬投手(25)が、両リーグ最多となる70試合登板を達成した。

5点を奪って逆転した直後の8回に、3番手でマウンドへ。先頭・筒香は147キロのツーシームで三邪飛、続く伊藤光はカウント2―2から見逃し三振に仕留めた。最後は森敬を2球で一ゴロに打ち取り、野手陣とハイタッチ。試合後は、「先頭を出すといいバッターが揃っているので。絶対、先頭を取っていこうと思って投げました」と大粒の汗を拭った。

この日の登板で、球団では2010年の久保田智之現一軍投手コーチ以来の70試合登板となった。左腕は「(久保田コーチからは)疲れとか出てる時とかでも、どうやって抑えるとか。常に平常心じゃないですけど、そういう風にやっていくことは教わりました」と明かした。

また、ホールドポイント(HP)数を43とし、42HPの2位の中日・松山を抑えて単独トップに躍り出た。最優秀中継ぎ賞も見えてきた中で「残り2試合ですが、そこはあまり気にせずに、任された場面で投げていければ」としつつ、「(終盤まで争えるのは)やりがいというか、ここまで一軍でやってこれたのは、自信に感じていますね」と語った。

昨季の27試合から大きく出場数を伸ばし、大車輪の活躍を見せている左腕。それだけに岡田彰布監督(66)も「これはすごい自信になると思うし、なんとかここまで来たらタイトル取らせてあげたいしな、こんだけ投げたわけやからな、それの勲章としてな」とタイトル受賞に期待を寄せていた。

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