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【広島】得点力不足に四死球も激増…逆転CS進出へ藤井ヘッドが語った〝糸口〟とは

東スポWEB / 2024年9月30日 6時8分

戦況を見守る新井貴浩監督(左)と藤井彰人ヘッドコーチ

阪神、巨人ともう一度まみえるためには…。セ4位の広島は29日の中日戦(マツダ)に3―4で敗れた。CS進出を争う3位のDeNAも敗戦となったため、1・5ゲーム差のままとなった。

9月を首位で迎えながら球団の月間ワースト記録を大きく塗り替える5勝20敗で大失速。新井貴浩監督(47)は「こうなったのは私の未熟さが一番。そしてチームの本当の力がないんだと思います」と振り返った。もはやCS進出も危うい状況。しかし、簡単に諦めるわけにはいかない。ここから逆転するためには何が必要か…。指揮官の腹心でもある藤井彰人ヘッドコーチに聞くと「これまでも守り勝ってきたのだから、守り勝っていくしかない。打ち勝つとは思っていない」と打ち明けた。

首位を走った大きな原動力は鉄壁の投手陣にあった。しかし、今月に入って調子を落として先発、中継ぎともに防御率は4点台まではね上がった。2024年版の赤ヘル野球の王道でもあった「ロースコアの接戦」にすら持ち込めないケースも頻発。そんな肌感覚があるからこそだろう。藤井ヘッドは投手陣に疲労が蓄積していることは百も承知の上で「もうひと踏ん張り」を期待した。

まずは先発陣だ。「先発なら1回やられて、もう1回やられてしまうと…。ピンチは絶対ある。3回の(ピンチの)うちに2回を抑えられれば。(9月は)1回打たれてもう1回、というケースが目立った。特にツーアウトからの失点かな」と指摘。イニング別では2回と6回がそれぞれ最多の52失点となっている。さらに救援陣は5月以降、与四死球が月間20個台だったが、9月は43個と激増した。

藤井ヘッドは「あんまり点が入らないから、投手に対して申し訳ない側面はもちろんある。特に終盤は勝たないといけない、点を与えるわけには…というメンタルは絶対あったと思う」としながらも、ストライクゾーンで相手打者を打ち取りにいく積極的な姿勢を取り戻すことを期待した。

DeNAとは敵地・横浜スタジアムで行われる10月1日の試合が最後の直接対決となる。今季の残り4試合でDeNAを勝率で上回れなければ、新井政権では初のBクラスが決まってしまう。攻撃陣は9月の25試合で61得点。1試合平均3得点に届かず、大量得点を望めない状況下、崖っぷちからポストシーズンに進めるのか。

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