【ＤＤＴ】THE RAMPAGE 武知海青が２戦目で見せた〝進化〟 高木副社長はタイトル戦も視野

プロレス２戦目も、目を見張るファイトを見せた武知海青

ＬＤＨ所属の１６人組ダンス＆ボーカルグループ「ＴＨＥ ＲＡＭＰＡＧＥ」武知海青（２６）が、プロレスデビュー２戦目となった２９日のＤＤＴ後楽園ホール大会で進化を見せつけた。

２月のデビュー戦から７か月。この日はメインで上野勇希、ＭＡＯと組み、クリス・ブルックス＆正田壮史＆高梨将弘と対戦した。クリスにゴムパッチン、場外乱闘の洗礼を浴びたが、１５分過ぎにはノータッチのトペ・コンヒーロで会場を沸かせると、鮮やかなドロップキックも披露。自軍の勝利をアシストした試合後は「やめられないですよ。１戦目の因縁もあるし、今日できた因縁もあるし」と継続参戦を表明した。

武知の躍動に目を細めるのが高木三四郎副社長だ。デビュー戦に続き、武知の参戦が発表された直後にチケットは完売。１６５０人超満員札止め（主催者発表）の観衆の８～９割を女性ファンが占めた。

「すごかったですね。受けっぷりがいいし、ポテンシャルが高い。タイトルマッチを組んでもいけるんじゃないかと思います。プロレス界のスーパースターになれる」と称賛する。武知の希望で１０月３日東京・新宿フェイス大会参戦が決まったが、今後についてはＬＤＨとの調整になるという。

さらに高木は「東京だけじゃなく、地方を回るのもいいんじゃないかなと。大阪、名古屋、札幌、福岡とか。武知海青を地方で見たいというお客さんも多いでしょう、もっと多くの方に見てもらうため、ビッグマッチみたいな感じでやってもいい」。スーパールーキーは無限の可能性を秘めている。