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【九州場所】琴桜「落ち着いて取れた」大の里下し意地の13勝 悲願初Vへ豊昇龍と〝相星決戦〟

東スポWEB / 2024年11月23日 19時34分

大の里(左)を上手投げで下し、先輩大関の意地を見せた琴桜

相星決戦へ。大相撲九州場所14日目(23日、福岡国際センター)、大関琴桜(27=佐渡ヶ嶽)が新大関大の里(二所ノ関)を上手投げで下して13勝目(1敗)。取組後は「落ち着いてしっかり取れたと思います」と納得の表情を見せた。

この日に大関(立浪)が関脇霧島(音羽山)を下して1敗をキープ。千秋楽は優勝がかかった大関同士の直接対決が組まれた。琴桜は関脇だった1月の初場所で13勝を挙げたが、横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)との優勝決定戦で敗れ、自身初の賜杯獲得を逃している。

悲願の初優勝に向けて「相変わらずしっかり自分の相撲に集中したい。初優勝? 意識しようがしまいが変わらないので。しっかり集中してやれば結果がついてくる。やれることをやるだけです」と気を引き締めた。

また、この日に今年の通算勝利数で並んでいた大の里を退けて65勝目を挙げ、初の年間最多勝を確定させた。これについて問われると「しっかり目の前の一番に集中して、明日取りたいと思います」と無表情を貫いた。

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