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亀田興毅氏が「浪速のドネア」と契約!将来は「タレントになりたい」

東スポWEB / 2024年11月29日 18時39分

意気込みを語る辻永遠(右)と亀田興毅ファウンダー(亀田プロモーション提供)

ボクシング元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏がファウンダーを務める「3150×LUSHBOMU」が29日、大阪・堺市の勝輝ジムで会見を開き、同ジム所属で日本スーパーバンタム級4位の辻永遠(つじ・とわ=24)と契約したことを発表した。

辻は元日本フェザー級ユース王者で戦績は10戦9勝(6KO)1敗。亀田ファウンダーは「辻選手は今まで『3150FIGHT』シリーズにも『3150×LUSHBOMU』にも出場したことがない選手ですが、試合を見させていただいて、関係者の話を聞いて、素晴らしい選手だなと思っていました。辻選手は急成長している選手ですし、キャラクターもある選手なので、今後、『3150×LUSHBOMU』のリングで大暴れしてもらえればと思います」と期待を口にした。

辻は緊張の面持ちで「自分は亀田ファウンダーをテレビで見ていただけだったので、こうして、自分の存在を知っていただいて、こうして取り上げていただけることに感謝しております。今後は『3150×LUSHBOMU』で活躍して有名になっていければと思います」と意欲を見せた。

亀田ファウンダーから「誰かに似ているって言われることはある?」と話を振られると「昔から顔がドネアに似ているとよく言われます。自分は人の動きのマネをするのは得意なので、ドネアの動きもマネしています」と元世界5階級制覇王者で井上尚弥(大橋)とも2度対戦しているフィリピンのスター選手ノニト・ドネアの名を挙げた。

辻はドネアと似ていると自覚して以来、その動きを動画で繰り返し見て、自分のボクシングに取り入れることで左カウンターフックの質が向上したという。これを聞いた亀田ファウンダーは「ニックネームは『浪速のドネア』で決まり。日本でも知名度あるレジェンドやし、あとは辻選手が実力でニックネームに追い付いていければ、どんどん有名になれる」と急きょ決定した。

また、将来の目標について聞かれた辻は「ボクサーとして有名になってタレントになることです。自分は目立ちたがり屋なんで。『3150×LUSHBOMU』の舞台は自分にぴったりかなと思っていました」と〝野望〟を告白。大阪・堺市出身の辻は大学時代にはボクシングの練習のかたわらで、お笑いコンビを結成してM―1グランプリへの出場も真剣に考えたほどのお笑い好き。「将来は具志堅(用高)さんみたいなボクサー出身のタレントになりたいです」と目標を掲げる。

現在は所属の勝輝ジムのトレーナーとして勤務し、キッズから一般会員も指導。「自分がボクサーとして有名になることで、勝輝ジムに多くのキッズや会員さんが入会してくれれば良いなと思います」と〝営業〟にも力を入れる。亀田ファウンダーは「実力とキャラクターを兼ね備えた選手が、これからもどんどん増えてくれると良いですね」とスター候補生の輩出に意欲を見せた。

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