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自民党の国民民主〝取り込み策〟 元TBS記者が証言「今、党の中では指示が出てまして…」

東スポWEB / 2024年11月29日 19時9分

石破首相(左)と国民・玉木代表

元TBS記者でジャーナリストの武田一顕氏が29日、MBSテレビ「よんチャンTV」に出演。石破茂首相の所信表明演説についてコメントした。

石破首相はこの日、参両院本会議で所信表明演説に臨み、(1)今後の外交・安全保障政策、(2)日本全体の活力を取り戻す、(3)治安・防災、の3つの重要政策課題への対応を進めると強調。国民民主党が主張してきた「103万円の壁」引き上げについては「来年度の税制改正の中で議論し引き上げます」と明言した。

このニュースに武田氏は「いろんなことやりたいって言ってるんだけど、実際には過半数ないから法案は必ずしも通るとは限らない」と指摘。

続いて「今、自民党の中では指示が出てまして、『野党に話を持って行く順番を間違えてはいけない』と。一番初めは国民民主党、2番目が維新、それから立憲民主党」と証言し「『この順番で持って行け』っていうことは何を表しているかというと、国民民主党の取り込みに必死なわけです」と解説した。

その上で「多分、国民民主党はこれから数か月間、何をやってもちょっとでも自民党にすり寄ると『取り込まれた』って言われますから、それを言われないようにどうやってやるのか?というのが課題になるでしょうね」と分析した。

また、年収の壁引き上げについて、国民民主が主張する「178万円」までいくか?と聞かれた武田氏は「いかないいかない」と即答。「それやったら自民党だって財源がなくなっちゃうわけだから。お金取りたい人たちなんだから、それをどうやって圧縮して低い所で(国民民主党代表の)玉木(雄一郎)さんに納得してもらうか?というので、今ものすごい勢いで知恵を絞っているのが、自民党の中の状況です」と説明した。

一方で石破首相が引き上げを明言したことは大きいとしたが「これだと105万円でも引き上げ。2万円上げても引き上げだし、178万の満額でも引き上げだから、この間でどれだけ玉木さんの言い分を入れられるか?がこの国会での最大の課題です」と語っていた。

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