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【新日本・WTL】毘沙門4連覇危うし ゼイン&田口に痛い2敗目「ここで終わらないからな」

東スポWEB / 2024年11月29日 21時19分

アレックス・ゼイン(上)に消灯を防がれる後藤洋央紀(右)とYOSHI-HASHI

新日本プロレス29日静岡大会の「ワールドタッグリーグ」Aブロック公式戦で、大会3連覇中の「毘沙門」こと後藤洋央紀(45)、YOSHI―HASHI(42)組がアレックス・ゼイン(38)、田口隆祐(45)組に手痛い2敗目を喫した。

4連覇を狙う優勝候補の大本命が、伏兵に足をすくわれた。田口を孤立させて合体技の消灯を狙った毘沙門だったが、カットに入ったゼインのドロップキックを後藤が浴びて分断される。それでもゼインに磔の刑(後頭部へのラリアート)を浴びせ、再び田口を相手に数的優位を築いた。

ヒップアタックを後藤の膝で迎撃すると、トレイン攻撃で一気に攻勢に。しかし、合体技デンジャラスニーブラに行こうとしたところで、コーナー上の後藤が場外からゼインに動きを封じられてしまう。一瞬のスキが生まれたところで、YOSHI―HASHIが田口のキドクラッチで丸め込まれ、まさかの逆転負けを喫してしまった。

痛恨の敗戦にYOSHI―HASHIは「やっちまった。完全に俺たちのパターンにハマったから、正直決まったと思ったよ…。悔しいしかない。2敗目、痛い敗戦だけど、終わったわけじゃない。まだあるから。ここで終わらないからな」と逆襲を宣言。

後藤も「俺も勝負を急ぎ過ぎた。ベテランの味を田口に見せられるとはな…まだまだ俺らの世代も終わっちゃいねえな」と同期・田口の底力を認めるしかなかった。

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