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【大垣競輪・GⅢ水都大垣杯】恩田淳平が中野慎詞の番手死守誓う「しっかり守り切るだけです」

東スポWEB / 2024年12月1日 19時9分

追い込み型として生きる恩田淳平が競り勝ち付き切る

大垣競輪の大阪・関西万博協賛GⅢ「開設72周年記念 水都大垣杯」は1日、2日目を行った。恩田淳平(34=群馬)は、二次予選6Rで森田優弥のまくりに付き切って準決進出を決めた。

「初日にハンドルを上げてみたけど違ったので戻したし、疲れも抜けてきてます」

関東地区プロからは中1日の開催だが、日ごとに態勢は整ってきた。

昨年は1月のS級シリーズ初優勝を含め3V、今年もここまで4Vで9月宇都宮GⅡ共同通信社杯では決勝3着と上昇カーブが止まらない。「ターニングポイントは約3年前くらいですね。それまでは自在にやっていたところから(人の)後ろだけになって」。スタイルが落ち着いたことで選手としての道が定まった。

コロナ禍での環境の変化も大きかったようで「その時は朝にバンクに入れなくなったこともあって(練習の)質も考え始めた」。目の前にガムシャラに、ではなく「小さい体で3・92のギアを回して、どうやって大きい人相手にやっていくか」を冷静に分析する時間が今につながっている。

2日の3日目準決10Rは好目標の中野慎詞を得たが、自身は瓜生崇智との競りとなった。「しょうがないですね。しっかり守り切るだけです」。追い込み選手としての試金石とも言える一戦、何に変えても番手の座は死守する。

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