佐々木朗希への批判は「誤った噂」「精神に悪影響与えた」と代理人 移籍先は〝静かな球団〟
東スポWEB / 2024年12月11日 12時49分
ポスティングシステムでMLB移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の交渉が10日(日本時間11日)に解禁された。佐々木も渡米し、クリスマス前まで滞在して面談をこなしていくとみられる。「25歳ルール」により国際アマチュア選手扱いの佐々木はマイナー契約の対象となり、そのためドジャース、パドレス、ヤンキース、レイズ、カブスなど獲得に乗り出す球団が殺到。10日(日本時間11日)にダラスでのウインターミーティングに出席した代理人のジョエル・ウルフ氏は米メディアを前に「逆ドラフトのようなものだ」と笑った。
移籍先に注目が集まる一方で、佐々木はこれまで肩を2度負傷するなどNPB5年間で規定投球回をクリアしたことはなく、耐久力が疑問視されてきた。MLBでは中6日どころか中5日、4日も珍しくなく、ファンや球界OBから「通用しない」「5年で行くのは早すぎる」などの批判は今も多くある。
佐々木はそんな声をどう捉えていたのか。ウルフ氏は登板間隔について「当初は5日ごとに登板することはない。どのチームも彼を徐々に慣れさせていくだろう」とし、さらに〝バッシング〟について「彼は若くしてMLBでプレーしていると表明しており、日本ではそれが非常に失礼で逆流行為と見なされている。多くの人がそれに同調して彼と彼の家族に誤った噂を流し、彼の精神状態に非常に悪影響を与えた」とため息をつき「彼がこれまで経験してきたこと、メディアとのかかわりが楽しくなかったことを考えると、より小規模な市場にいることが有利かもしれない。彼がどう考えるか分からない」とメディアの少ない〝静かな環境〟の可能性を示唆している。
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