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料理研究家・服部幸應さんの合同葬で保田圭は涙「先生が喋ると場が明るくなって」

東スポWEB / 2024年12月13日 13時4分

服部幸應さんの合同葬が都内で行われた

今年10月に78歳で亡くなった料理研究家・服部幸應(はっとり・ゆきお)さんの合同葬が13日、都内で行われた。

服部さんは1945年12月16日生まれ、東京都出身。服部栄養専門学校の校長・理事長などを務め、食育の普及に貢献した。また、メディア出演も多く、フジテレビ系「料理の鉄人」「SMAP×SMAP」、テレビ朝日「愛のエプロン」などでも愛された。

この日の祭壇には柔らかい笑顔を浮かべた服部さんの遺影が飾られた。この写真は20年前のお気に入りショットだという。また、胡蝶蘭、トルコききょう、白バラの花が約1万本添えられ、向かって右側から、各所からの感謝状や医学博士の学位記、旭日小綬章の賞状とメダル、フランス共和国農事功労章コマンドゥール章、小泉純一郎元首相から贈られた「食育のすすめ」の書、寛仁親王妃信子様からの御供物などが豪華に飾られた。会場には真っ赤なバラがずらっと約1万本。こちらも旅立ちに彩りを加えた。

この日はラ・ロシェルのオーナーシェフ・坂井宏行氏、Toshi Yoroizuka・オーナーシェフの鎧塚俊彦氏ら料理界の名だたるシェフたちが参列。芸能界からも、女優の水野真紀(54)や元「モーニング娘。」のタレント・保田圭(44)ら、生前交流のあった人物が駆けつけた。

取材に応じた坂井氏は、寂しさと虚しさを口にすると「早すぎる。僕より若いのに僕より先に逝くとは…」とポツリ。料理業界のみならず「多方面においてこれだけ功績を持つ人はいない」と故人を偲んだ。また、鎧塚氏は「険しい道を切り開いていただいた。見ていてくださいという気持ち」と前を向くと、〝これからは君たちの時代〟という服部さんの言葉を紹介し「私たちも頑張ります」と涙をこらえた。

水野はグルメ情報番組の出演にあたって、服部栄養専門学校・調理科に通っていた経験がある。当時から多忙を極めていたはずの服部さんだが「学校でお会いする時が多かったです」と振り返り「それくらい生徒を、学校を愛していたのかな。ふわっとした温かさが学校を包んでいた気がします」と目を細めた。

今年2月の学園祭で久々に再会した時は「お痩せになったのかな」という印象だった。卒業生として「1人1人が食を通じて何ができるのかを、残りの人生を使って伝えていかなければとささやかながら思います」と言葉を残した。

保田はNACK5「服部幸應WELL TASTE」というラジオ番組で、2016年4月から約8年半という長期間、服部さんのアシスタントを務めた。亡くなる当日もランチを共にしていたが、口数がいつもより少ないこと以外は元気そうに見えたという。

「本当に思い出はたくさんあって。先生が喋ると場が明るくなって、お茶目でかわいらしい1面も。偉大な方なのを忘れてしまうくらい気さくな方でした」と服部さんの印象を語ると「きのうもスーパーに行ったんです。『焼き芋は160度の熱でじっくり焼いた方が甘くておいしいよ』『お魚の鍋は日本酒を使うとおいしいよ』とか…。教えてもらったことが多すぎて、生活の端々に先生がいてくださっている気がします」と涙をこらえきれず無念の表情。

最後は「日本の食育のために活動されたので本当にお休みが無かったんです。少しでも休んでもらえたら」と思いを馳せた。

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