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【箱根駅伝】国学院大3冠へ〝好循環〟 選手たちの中で高まる「エース・平林清澄」へのライバル心

東スポWEB / 2024年12月14日 5時9分

国学院大のエース・平林清澄

V候補の原動力とは? 来年1月2、3日に行われる第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で初優勝を狙う国学院大は13日、東京・渋谷キャンパスで壮行会を開催。主将・平林清澄(4年)は「どの区間になっても、エースとしての走りをしたい」と力を込めた。

史上6校目の大学駅伝3冠に王手をかけた選手たちにとって、平林は頼れるエースであると同時に、互いに刺激し合うライバルでもある。全日本大学駅伝3区で区間3位の好走を見せた辻原輝(2年)は「僕も(平林に)勝ちたい勝ちたいと思ってやっているので、ちょっと失礼だけど、簡単に負けられたら僕も困る」とニヤリ。

その上で「僕たちは(平林に)『勝ってやる』って気持ちを持っていて、平林さんは『絶対負けねえよ』って気持ちで実際に(自分たちに)勝ってくる。なので、いい循環が生まれているんじゃないかな」と相乗効果を口にした。

この日の壮行会には約500人が来場するなど、国学院大への期待は大きい。平林は「今年こそ前田(康弘)監督の『大号泣』が見えるように、その結果にふさわしい総合優勝ができるようにチームとして全力で頑張りたい」と気合十分。大黒柱を筆頭とする「負けず嫌い軍団」は、大手町で歓喜の涙を流すことができるか。

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