【中日】ライデル・マルティネス投手の退団決定 ４年総額４０億円超の破格条件も及ばず

中日退団が決まったライデル・マルティネス

ライデル・マルティネス投手（２８）が中日を退団することが１４日、明らかになった。今季で３年契約が切れたマルティネスに対して中日は４年総額４０億円を超える破格の条件で再契約を求めていたが、関係者によるとこの日、マルティネス本人から中日球団に断りの連絡が入ったという。

マルティネスは今季６０試合に登板して２勝３敗４３セーブ、防御率１・０９。２０２２年以来２年ぶり２度目となる最多セーブ投手賞のタイトルを獲得するなど、ＮＰＢを代表するストッパーとして活躍した。

マルティネスについてはＭＬＢを中心にキューバ系選手の移籍情報に精通しているフランシス・ロメロ記者が巨人と２年総額１６００万ドル（約２４億３２００万円）で契約の最終段階に入っていると自身のＳＮＳで報じていた。井上監督は１１日にラジオ番組に出演した際、マルティネスの巨人入り濃厚報道について「残ってくれるのではないのかなという希望はまだ捨ててません」と語っていたが、残念ながら吉報は届かなかった。