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井岡一翔にリベンジの秘策あり? 「単語を言ってしまうと分かってしまう」

東スポWEB / 2024年12月14日 17時24分

拳を突き出して意気込みを示す井岡一翔

ボクシングのWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ(31日、東京・大田区総合体育館)で王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)に挑戦する同級6位の井岡一翔(35=志成)が14日、都内の所属ジムで公開練習を行った。7月に判定負けしてからのダイレクトリマッチで雪辱に燃える井岡は秘策の存在を示唆した。

この日は、ゆっくりと動きを確認するようなシャドーボクシングを1ラウンド披露するにとどめた井岡。マルティネスの手数と前に出る圧力に押し切られた前戦の敗因を「気持ちの部分でも戦略の部分でも、自分の中ではまりすぎて、一つにとらわれすぎた部分があった。幅広く戦えなかった」と分析した。

再戦は3戦3勝と勝率は100%で、今回の作戦を問われると、「どう表現していいか…、単語を言ってしまうとほぼほぼ分かってしまう」と苦笑して明かさず。では、単語で言い表せる単純明解な秘策があるということなのか。


それを問われると井岡は「秘策という、言い方なんですかね。前回、結果的に負けましたけど、勝てない選手ではないと思ってやっていた。今つくり上げてる戦い方で再戦すれば勝てると思っている」。具体的には明かさなかったものの、強い自信を口にした。

今回は恒例の米国ラスベガス合宿は行わず日本で調整。その理由を「住み慣れた環境でできるのと、家族といられる時間があるのが大きい。ラスベガスに行くとボクシングに集中できますけど、そういう時間はない。練習して帰って家族がいる時間は自分の力になる」と説明した。

スパーリングはマルティネスに似たタイプのメキシコ人選手らと90ラウンド消化し、「充実したスパーリングができましたし、手ごたえのあるいい練習ができた」。大みそか決戦でベルトを取り戻し、笑って新年を迎えることができるか。

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