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【西武】NPB経験あるセデーニョ獲得は〝ロッテ方式〟「2年の経験があることが魅力的」

東スポWEB / 2024年12月15日 6時13分

長打が魅力のセデーニョ

貧打解消の一助となるか。西武は14日、前オリックスのレアンドロ・セデーニョ内野手(26)と来季契約を結んだことを発表した。契約は単年で年俸は1億6000万円(推定)となる。

ベネズエラ出身のセデーニョは今季まで2年間、オリックスでプレー。今季は98試合に出場し打率2割6分、15本塁打、37打点をマーク。NPB2年間の通算成績は155試合出場で打率2割5分4厘、24本塁打、71打点となっている。

昨オフ、チームの主砲だった山川がソフトバンクへFA移籍した西武は新たな主軸候補としてフランチー・コルデロ外野手(29=推定年俸1億円)、ヘスス・アギラ―内野手(33=推定年俸2億1000万円)を補強したが、これが期待外れ。NPBへの適応不良、足首故障で両者合わせて打率1割7分5厘、3本塁打、14打点と鳴かず飛ばずだった。

近年、西武は23年のデビッド・マキノン内野手(127試合で打率2割5分9厘、15本塁打、50打点)が及第点だったことを除けば外国人野手補強は〝空振り〟が続いている。

信用を失墜している国際部にもテコ入れが入り、まずは〝ロッテ方式〟でNPB経験のあるセデーニョを主軸候補とし確保。広池浩司球団副本部長兼編成統括は「今のライオンズに足りない長打力を補ってくれる戦力。何よりパ・リーグで2年の経験があることが魅力的で、打線の中軸を担ってもらいたいと思っています。26歳と若い選手ですのでいままで以上の活躍を期待しています」と期待を語った。

今季は3番がのべ13人、4番が10人、5番が16人とクリーンアップが存在しなかった西武打線に待望の打線の軸は生まれるか。

「チームの勝利に貢献し、優勝に導くために最善を尽くします。そしてライオンズファンの皆さん、勝って皆さんを幸せにするために来ました!」と新天地での抱負を語ったセデーニョと、さらなる外国人野手補強が貧打解消のカギを握っている。

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