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安藤美姫 反響呼んだ「誹謗中傷根絶」ツイート あえて “矢面” に立った真意は…本人を直撃

東スポWeb / 2022年1月12日 11時36分

インタビューに応じた安藤美姫(東スポWeb)

フィギュアスケートの元世界女王がSNSユーザーに〝緊急警告〟だ。北京五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権が行われた昨年末、プロスケーターの安藤美姫(34)は自身のツイッターに長文を投稿。選手に対する誹謗中傷をやめるように訴えた。ネット上での中傷行為が社会でも大きな問題となる中、あえて批判覚悟で警告を発した意図は何だったのか? 本人を直撃して真相を聞いた。

――突然のツイートに驚いた人も多い

安藤 正直、いろんな経緯があったんです。ツイッターでは柔らかい表現で「ネガティブな発言」って書きましたが、実際は中傷に近いものが選手に向けられていました。私は多くのスケート関係者や応援してくださっている方をフォローさせていただいているので、そういうところから(誹謗中傷が)流れてきて、私自身も選手への心ない言葉を目にしました。検索しなくても目に入ってきてしまうんです。それが嫌で、個人的な意見を書きました。

――代表選考や演技に関する批判だったのか

安藤 そうですね。選ぶのは選手ではなく、日本スケート連盟の関係者が会議にかけて選考するもの。だから絶対に(中傷は)選手に向けるべきじゃないと思います。それに完璧な人間、失敗しない人間はこの世に一人もいない。応援してくれる人たちの期待に、結果だけ見たら応えられなかった選手もいる。何があるか分からないのが人生。だからこそ人間味があるし、幸せな感情も悔しさもシェアできるのがスポーツの良さだということを分かってほしかったんです。

――批判を受けて立つ覚悟を感じた

安藤 もちろん批判されるリスクはありましたが、もう私はフィギュアスケーターとして失うものはない。現役を退いた立場として、どうやって今後のフィギュア界をサポートしていけるか? そんな自分の役目を考えた時に、あの行為になったんだと思います。ただ、今回は全く批判されることはなかったですね。

――ご自身も現役時代は苦労した

安藤 私の時代はSNSではなく手紙でした。それこそ何度も悩みました。今はフィギュアだけにとどまらず、他のスポーツ界でもSNSが大きな存在になる。ちょっとしたことで悪い結果を生んでしまう。一人でも(自身の投稿を)目にして、心にとどめてくれる方がいて、SNSがもっと温かい場所になったらいいなという思いも込めました。

――批判されることは怖くないのか

安藤 もう「批判」という形で受け止めなくなりましたね。同じ言葉を発信しても、全く違うとらえ方をする人もいます。もうそれはしょうがないと割り切っています。たとえネガティブな言葉であっても、その方が受け取った思考、感情なんだなって。19歳のころには、そう考えるようになっていました。いろんな経験をしてきたので(笑い)。

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