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京都大学・農学研究科(修士)の学生が就職する上位企業とは

LIMO / 2019年3月22日 19時0分

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京都大学・農学研究科(修士)の学生が就職する上位企業とは

【就活企業研究シリーズ】企業業績、従業員数、給与と最近の株価

企業の最新の株価や業績実績とともに、シリーズでお伝えしている「就活企業研究シリーズ」。今回はその中でも京都大学農学研究科(修士課程)の卒業生が就職する人数が上位の企業ランキング及びそのうち上場企業1社をピックアップし、有価証券報告書をもとに過去5年間の業績動向、従業員数、年間平均給与や最近1年間の株価動向について見ていきましょう。

京都大学農学研究科(修士課程)の卒業生が就職する上位企業ランキング

京都大学が2018年9月に発表した2017年度における農学研究科(修士課程)を卒業した学生の就職人数が3人以上の就職先は以下の通りです。

パナソニック:5人(2人)

クボタ:4人(0人)

資生堂:4人(3人)

住友林業:4人(2人)

日本たばこ産業:4人(1人)

アクセンチュア:3人(0人)

アサヒ飲料:3人(0人)

ダイキン工業:3人(2人)

トヨタ自動車:3人(1人)

日清食品ホールディングス:3人(0人)

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン:3人(2人)

※カッコ内は女子で内数

261名が就職し、そのうち3名以上の就職先が先に示したものです。

就職先企業の業績、従業員数、給与と最近の株価

ここまで見てきたように、京大の農学研究科の就職先は日本を代表する数多くの企業が並びます。消費財、食品メーカーの企業名が多いのも研究科の特徴でしょうか。

さて、ここまで見てきた上位就職先企業について、特徴的な企業をピックアップし、業績動向や従業員数、給与とともに最近の株価を見ていきましょう。

パナソニック

同社の過去3年の業績動向を見ていきましょう。

税引前利益は2000から3000億円台で推移しています。2016年3月期に2275億円であったのが、2018年3月期には3785億円となっています。

また、投資家が注目する(親会社の所有者に帰属する)当期純利益ですが、こちらは1400から2000億円台で推移しています。2018年3月期には2360億円となっています。

では、同社の従業員数や給料はどうなっているのでしょうか。

2018年3月期の連結の従業員数は27万4143人。また、単体の従業員数は6万1311人で、平均年齢は45.6歳、平均年間給与は768万円となっています。

ちなみに、単体の一人当たり経常利益は523万円となっています。

最後に同社の過去1年の株価動向について見てみましょう。

株価は大きく言えば右肩下がりです。1年前は1600円水準であったのが、現在は900円台となっています。

【ご参考:業界研究及び企業研究に関しての注意点】

ここでお示ししたランキングや企業が必ずしも学生の人気ランキング順というわけではありません。

積極的に採用する企業が結果として上位就職先企業となっている側面もあります。ただ、学生が就職を希望しないことには最終的には就職先にはなりません。その観点からも、採用側の企業と大学生の需要と供給が一致した結果といえるでしょう。

また、注意すべきは連結従業員数と単体従業員数の違いです。たとえば、連結子会社が多い企業は一見すると従業員数が多く見えます。自分がどの会社に応募をしようとしているのかは改めて注意するのが良いでしょう。連結での従業員数が多く見えても、自分が応募している企業の従業員数が少ないこともあります。

最後に、企業研究をする際には、今回参考したような有価証券報告書や決算説明会資料なども参考にするとよいでしょう。決算説明会資料はどの投資家にもわかるように説明がされていることも多く、学生にとっても有益な資料といえます。決算説明会資料はアニュアルレポートほど堅苦しくなく、事業ごとの業績が分かりやすい資料といえます。

【参考文献】

京都大学学生総合支援センター キャリアサポートルーム「就職のしおり 2019」

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